人間、誰しも時には人目をはばからず思いっきりでかい声を出したい!…という時があると思います。そしてそれはアザラシでも同じなのだ!というわけでカラオケに行きたい!
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たまにカラオケで思いっきり歌うとスッキリするもんな。
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今でこそみんなお馴染みの娯楽となったカラオケだけど、その誕生や名前の由来まで知っているという人は少ないと思う。みんな知ってた?
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ということで、今回はそんなカラオケについての雑学を紹介していくぞ。
カラオケの由来や発祥の地とは?
でかい声を出して思いっきり歌ってストレスを解消したいという時、
友達などと一緒にカラオケに行くという方はけっこう多いのではないかと思います。
中には一人でもカラオケに足を運ぶ、
いわゆる「ヒトカラ」を嗜むという猛者もいると聞きます…。
しかしこのカラオケという娯楽、
一体何故「カラオケ」という名前なのか?
一体どこから始まったのか?
けっこう考えてみると謎だらけですよね。
そんなカラオケは、実はある不慮の事故から始まったサービスだった!
カラオケの発祥の地は岡山県
カラオケボックスというサービスが始まった発祥の地は、
実は岡山県だと言われています。
それ以前の時代は、基本的にカラオケの機械というのは
スナックなどに設置されているものでした。
つまり歌を歌うならスナックに行く必要があった…ということ。
ある日、当時岡山県でスナックを経営していた奥さんがいたのですが、
この奥さんが不幸なことに交通事故に遭ってしまいました。
奥さんは命は無事でしたが、入院する羽目になってしまい、
当然その間はスナックを運営していくことが出来ません。
そこで困った旦那さんは、トラック用のコンテナを置き、
そこにカラオケの機械を設置して、
お客さんにセルフサービスで好きに歌ってもらうというサービスを考えました。
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これが現代のカラオケボックスの原型となったわけです。
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トラックのコンテナを利用するなんて当時としては斬新なアイディアだったんだろうな。
そしてこれが意外と大ヒット!
「歌を歌いたいならスナックに行かなければならない」
というそれまであった制約が無くなったのが大きく、
お酒が飲めない人や他のお客さんが気になって歌えなかった人など、
それまでスナックには縁がなかった人達も来るようになりました。
そして、不要になったコンテナをカラオケボックスに改造するという方法は、
これを機に瞬く間に全国に広がっていって、今日のカラオケが出来上がったということです。
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結果的に、お酒を呑まないような人や他のお客さんの前で歌うのに抵抗感がある人たちを取り込むことも出来たわけだし、結果オーライって感じじゃないかな?
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怪我の功名っていうのはこういうことを言うんだろうか。
カラオケの名前の由来とは?
続いては、カラオケの名前の由来についてお話していきましょう!
カラオケボックスがどうやって誕生したのかは分かったけど、
そもそも「カラオケ」ってどういう意味やねん!
…という疑問、あなたも長い人生の中で一度や二度くらい
考えたことがあるのではないでしょうか?
実は、カラオケという名前は放送業界での業界用語が由来となっております。
ラジオなどで歌手をスタジオに迎えて歌ってもらう時は、
楽団の人達は入れなくてもいいように曲の歌の部分だけが抜けていて、
演奏だけが入っているテープを用意し、それに合わせて歌ってもらっていました。
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まあラジオの収録に楽団の人達が全員入ってくるわけにはいかないからね…。
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部屋がギュウギュウ詰めになってしまうからな。
このテープは歌の部分が空で、演奏(オーケストラ)だけが入っていることから
「空オーケストラテープ」と業界て呼ばれていたんだそうです。
もう察しの良い人はお気づきかと思いますが、
カラオケというのはこの空オーケストラテープが省略されたものです。
実際にカラオケでは、歌が入っていない演奏が流れ、
それに合わせてお客さんが歌うという形になりますからね。
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カラオケの名前の由来ってノーヒントで正解にたどり着ける人は中々いないかもしれないね。業界用語ってその業界に携わってない人にとっては何のこっちゃか分からん!っていうのけっこう多そうなイメージあるし。
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確かに。そもそも一般の人には分からない専門用語だったり、よく分からない略し方になったりするしな。
海外のカラオケ事情とは?
実は日本の岡山県から始まっていた日本文化のカラオケですが、
現代では日本のみならず海外にも広まっています。
ということで、海外各国のカラオケ事情についても
紹介していきたいと思います。
アメリカでは歌より踊りが主流!?
まずはアメリカのカラオケ事情についてご紹介していきます。
実は、アメリカではカラオケと言うと
歌を思いっきり歌う場所というよりも、
踊りを重視する場合がけっこう多いんだそうです。
「カラオケなのに踊りなのか?」と疑問に思ってしまいますが、
これには理由があって、アメリカの曲というのは
素人が歌うには難しい歌が多いからなんだそうです。
日本の歌は色んな人が歌えるように親しみやすい、
馴染みやすい感じの歌が多いと思いますが、
アメリカの歌手は素人が歌えるか歌えないかは度外視し、
クオリティをひたすら高める…って感じなんですかね。
馴染みやすいこととクオリティが高いこと、
どちらも歌手にとっての正解だと思うので、
一概にどちらが正しいとかは言えませんが、
アメリカの歌手はそういう感じ…ということです。
そんなわけで、アメリカのカラオケは歌うより踊るということですね。
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踊るのもけっこう恥ずかしくないか?
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これが文化とか感性の違いなんだろうな。
エジプトではあまり流行っていなかった
次はエジプトについてです。
エジプトにもカラオケは進出していますが、
現地の方々はあんまりカラオケを利用しないんだとか…。
何がウケなかったんだろうか。
そのため、エジプトでは主に国外の方々が使うのを想定して、
レストランやホテルなどにカラオケがついている場合が多く、
曲も国外の曲が多いんだそうです。
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逆に言えば、エジプトに行っても俺たちはカラオケを楽しめるということか。
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まあ行く機会があるかは分からんけどな~。
タイではどこでもカラオケを楽しめる
次はタイのカラオケ事情をご紹介しますが、
こちらはエジプトとは対象的に
けっこう受け入れられているようです。
タイでは屋台やデパートなど、
様々なところでカラオケが出来るんだとか。
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屋台でカラオケって一体どういう形態なんでしょうか…。
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タイに行けば全ての真実が分かるぞ!行くぞ!
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嫌だ!俺は家から出たくない!
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お前カラオケ行きたいって最初に行ってたじゃねえか。
酒が入らなきゃカラオケは出来ない!という人も
カラオケについての海外の人の反応を見ていると、
「恥ずかしいので酒が入ってないと出来ない!」
という意見の人もけっこうよく見られます。
カラオケはやはり友人たちと集団で行く場合が多いですが、
確かに人前で歌ってみせるというのはけっこう恥ずかしい…。
お酒を飲んで頭のリミッターを外した状態じゃないと
人前では歌えない!という意見もごもっともな気がしますね。
まとめ:カラオケは苦肉の策として生まれたんだなぁ…
今でこそみんなが気軽に楽しんでいるカラオケボックスですが、
元々は不運な事故に対しての苦肉の策として生まれたというのは
けっこう意外な事実だったような気がします。
今回のお話をまとめると
- カラオケは事故によって生まれた
- カラオケの名前の由来は放送業界用語
ということでした。
それでは、今回はこれでお終い!お休みなさい~。