なべざらし

もうすっかり夏も終わり、風もめっきり涼しくなりましたな。夜なんかはもうけっこう肌寒い感じになってきたね。皆体調とか崩したりしてませんかね?

さぼすけ

さすがにまだ早いけど、もうちょっとで冬だしストーブとかを出さなきゃならなくなるのも近いな。

なべざらし

寒いのは嫌いだけど、ストーブとかコタツでぬくぬくするのは好き。あと鍋の美味さが極限まで高まる時期だよね。冬にはあんまり来てほしくないような、来てほしいような複雑な気分です。

さぼすけ

アザラシなのに寒いの苦手なのはどうなんだお前は…。

なべざらし

そういえば、冬の必需品と言えば灯油だけど、実は灯油のポリタンクって二種類があるのって知ってた?

さぼすけ

知らん!

なべざらし

というわけで、今回はそんなポリタンクに関する雑学をご紹介していこうと思います。

 

灯油のポリタンクは何故二種類あるのか?

冬になくてはならないもの、

それは厳しい寒さから俺たちを救ってくれる

コタツやストーブなどの暖房器具!

 

しかし、ストーブは何もない無から熱を発しているわけではなく、

当然灯油という燃料が必要になってきます。

 

で、この灯油を入れるためのポリタンクなのですが、

実は赤と青の二種類のバリエーションがあるそうなんですね。

 

一種類にしといた方がややこしくなくて良いような気がするんですが…。

何故二種類に分かれているのか?どんな風に分かれているのか?

ぶっちゃけ知ってたところでどこで役に立つわけでもない知識ですが、

気になってしまったもんは仕方がない!ということで調べてみました。

 

東は赤のポリタンク

 

まず解説していくのは赤いポリタンクについて。

 

関東など、日本の東半分の方に住んでいる方々にとっては、

この赤いポリタンクの方が馴染みが深く、

むしろ「青いポリタンクなんてあるんか?」という人も

少なくないのではないでしょうか?

 

ちなみに俺もこっちの赤いポリタンクの方に馴染みが深いですね。

 

東のポリタンクは何故燃え上がるようなレッドカラーなのかと言うと、

赤色は消防車や火、赤信号など危険なものをイメージさせる警戒色なため、

扱いを間違うと大変な事になってしまう灯油が入っていますよ!というのを認識しやすい色なります。

 

赤いポリタンクは「取扱い注意!」を促す色ということで、

東側では赤い色をポリタンクに採用しているようです。

 

なべざらし

赤い容器に入った液体と考えると、確かにただ事ではない雰囲気を醸し出していて、取扱には十分注意したくなっちゃうかもしれないね。

さぼすけ

何で赤い色を見ると警戒してしまうんだろう…。もしかしたら俺らのご先祖様とかが昔赤い生き物にめちゃくちゃ酷い目に遭わされたりしたのかもしれないな。

 

西は青いポリタンク

 

続いてご紹介するのは日本の西半分の方で主流の青いポリタンク。

 

関西などにお住まいの方にとってはこちらが主流で、

逆に「赤いポリタンクなんて見たこと無い…」

という人も多いのではないでしょうか?

 

西側のポリタンクは何故クールなブルーカラーなのか!?

と言いますと、これには主に製造コスト面での理由があるそうです。

 

というのも、ポリタンクを製造する時に使う

塗料の値段が赤色よりも青色の方が価格が安いんだとか。

 

昔から商業が盛んだった関西では合理的な考え方が強く、

そのため少しでもコストを安く抑えようという意味で

ポリタンクの色は青くなったんだそうです。

 

なべざらし

確かに物を作る面では製造コストっていうのが大切になってくるからな~。青いポリタンクが出来たのも何となく分かる気がしますな。

さぼすけ

お金は大切にしなきゃいかんからな。

 

赤と青のポリタンクの境目は?

東は赤のポリタンク、西は青のポリタンクに分かれているとご紹介しましたが、

ではその境目というのは具体的に何処なのでしょうか?

 

ちょっと調べてみると、具体的には愛知県や岐阜県など、

フォッサマグナのあたりが境目となっているようです。

 

ちなみに、こうした赤ポリ派と青ポリ派の

境界線に位置する地域のホームセンターでは、

赤と青両方のポリタンクを揃えているんだとか。

 

また、その境界線地域の中でも東側は赤いポリタンクが多く、

西側では青いポリタンクの仕入れ数が多いようです。

 

世界的に見れば小さな島国である日本ですが、

そんな狭い日本の中でも東と西で文化が

分かれているというのは面白い事実ですね。

 

なべざらし

燃え上がる炎の赤ポリタンクか?凍える氷の青のポリタンクか?君だけのポリタンクを見つけ出せ!

さぼすけ

何かおもちゃとかにそういうのありそうだな。

なべざらし

まあ実際は燃え上がってもらっても凍ってもらっても困るんですが。

 

第三勢力!?緑のポリタンク

 

このように東西で色が分かれているポリタンク。

赤と青は日本のポリタンク勢力を大きく二分する派閥と言ってもいいでしょう。

 

しかし、ここにまさかの第三勢力が…その名は緑のポリタンク!

 

さぼすけ

馬鹿な…ここに来て第三勢力だと!?

なべざらし

ポリタンク界に騒乱の時代が訪れる!

 

豊かな大地を彷彿とさせるこのグリーンカラーのポリタンク、

一体どこの地域所属のポリタンクなのかと言うと、

北海道でよく見られる…との情報があります。

 

確かに北海道と言えば豊かな土地って感じで、

緑色がよく似合ってるようにも思えます。

 

また、聞く所に寄ると黄色いポリタンクもあるんだとか。

ポリタンク業界は様々な勢力が群雄割拠する戦乱の時代と言ってもいいでしょう。

 

果たして最終的に生き残るのはどのポリタンクなのか…!

全く目が離せない状況になっております。

 

なべざらし

まあ変に大げさに表現しましたが、ポリタンク界に勢力争いなどは別に存在しません。全部俺がその場のノリで適当こいてるだけなのであしからず。

さぼすけ

いらん誤解を与えるようなこと言うなや。

 

その他のポリタンクについて

 

東と西で色が違う灯油用のポリタンクですが、

実はポリタンクにはこれ以外にも色違いがあります。

 

ということで、その他のポリタンクについてご紹介していきたいと思います。

 

白いポリタンクは水用

 

まずご紹介するのは白いポリタンクについてです。

 

赤と青は東西の灯油用ポリタンクとしてご紹介しましたが、

この白いポリタンクというのは基本的に飲料水などを入れるためのものです。

 

そのため、災害などが合った際に活躍するのが

この白いポリタンクということですね。

 

白いポリタンクというのは中が透けて見やすいので、

その分不純物などが混じっている時も確認しやすいのがメリット。

 

実際に我々の口に入る飲料水ですから、

不純物が入っていないかというのはしっかりとチェックしないとダメ!

ということでこの色になったのかも知れませんね。

 

灰色のポリタンクは薬品用

 

続いてご紹介するのは灰色のポリタンク。

 

灰色って何だか白に似てなくもないカラーリングですが、

こちらは飲料水用ではなく、薬品用のポリタンクとなっております。

 

飲料水だと間違って中身をグビグビ飲まないようにしましょう。

 

まとめ:ポリタンク多すぎ問題

ポリタンク

東は赤、西は青と思いきや、緑があったり黄色があったり…、

何故ポリタンクにこんなにカラーバリエーションがあるのか?

 

また、飲料水用の白や薬品用の灰色などがあることも考えると、

灯油用として使われる赤と青と緑と黄色は

知らない人が見れば「これは何用のポリタンクなんだ…」

と疑問に思ってしまうのではないでしょうか?

 

ややこしいからもう一色に統一してしまった方がいいんじゃないだろうか…。

 

ということで、今回はポリタンクに関する雑学をご紹介しました!

あなたのお家は何色のポリタンクだったでしょうか?

 

なべざらし

ということで、寒い冬に備えて寝る。

さぼすけ

ただ眠いだけだろお前は…。