なべざらし

プロ野球とかでチームが優勝したりすると、監督が胴上げされたりするよね。

さぼすけ

されるな。

なべざらし

あの胴上げっていうのを一度くらいは経験してみたい…。ということで頼むわ。

さぼすけ

何が頼むわだ。

なべざらし

だって自慢じゃないけど胴上げしてもらえるような偉大な功績を残したこと無いし、これからも残す予定無いから、「一生胴上げ未経験のまま終わるのか~」って思うとちょっと寂しいじゃん。

さぼすけ

多分何もしてないのにしてもらう胴上げってのも虚しいだけだと思うぞ。虚無感が加速するからやめよう。

なべざらし

それもそうだな。

 

どうも、胴上げを経験したいなべざらしです。

 

 

自分のチームが優勝したり、何かいい結果を残すことが出来たりした時などなど、

めでたい時にその立役者となった時を皆で空中に放り投げる儀式、それが胴上げ。

 

中学校とか高校の卒業式の時とかに

卒業生を胴上げするというパターンもあります。

…ありますよね?

 

そんなおめでたい胴上げですが、一体いつどこから始まったのか?

どん目的で人間を空中に放り投げまくっているのか?

様々な疑問が湧いてくる…気になってしかたない!

 

ということで、今回は胴上げの起源などの雑学についてご紹介していきます。

 

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胴上げの起源は日本の可能性あり

まず、胴上げは一体いつどこで始まったのか?

その起源について見ていきたいと思います。

 

胴上げの起源は長野県の善光寺説

胴上げがいつどこから始まったのか?

というのはハッキリとした記録が残っているわけではありませんが、

現在有力なのは長野県にあるお寺の「善光寺(ぜんこうじ)」

で行われていた行事が起源なのではないか?という説があります。

 

善光寺では昔から、12月の2回目の申(さる)の日に、

浄土宗に属する14のお寺の住職さんが集まって、

五穀豊穣や平和を祈る「堂童子(どうどうじ)」という行事があります。

 

 

この堂童子の中に、仕切り役を胴上げするというのも含まれており、

これが胴上げの起源なのではないか…とのことです。

 

ちなみに、この堂童子の胴上げは江戸時代初期の記録には既にあったそうです。

この頃に始まったのか、それともそれより前からあったのかはちょっと分かりませんがね。

 

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胴上げは実はめでたいからやるわけではない?

 

今でこそおめでたい時にやる胴上げですが、

実は胴上げというのは本来お祝いの意味を込めて

やるというわけではないと言われています。

 

そもそも、物を空中に放り上げるという行為は、

昔は「悪いものを取り払う」という意味があったんだとか。

 

昔の日本では、収穫した稲やモミなどを選別する際は、

ザルに入れて上下に振るという方法を取っていました。

 

そうすると、実の入っていないすっからかんの物は

風に流されてしまうので取り除かれてしまいます。

 

「身の入っていない稲=悪いもの」という風になり、

空中に放り投げると悪いものが抜けるという意味になった…って感じですかね。

 

さぼすけ

お前胴上げされると風に乗って取り除かれるんじゃないか?

なべざらし

頭すっからかんでも肉が詰まってるから重くて風に流されないんだな~これが。

さぼすけ

胸張って言うようなことでもないぞ。

 

ちなみに胴上げの正しきルール

 

けっこうどうでもいいことですが、

胴上げにも一応決まりごとがちゃんとあるらしいので

この場を借りて書いておきたいと思います。

 

胴上げの鉄のルール二カ条!

  • 3回まで相手を放り上げる
  • ワッショイとか掛け声を出す

 

以上!

 

なべざらし

これを知っておけばいざ胴上げするっていう時に胴上げ奉行みたいな感じで皆を仕切り、マウントを取っていくことが可能だ!よく覚えておこう!

さぼすけ

最高にどうでもいいことにしか役立たん知識だな…まさに雑学。

 

スポーツ界の胴上げ豆知識

胴上げの歴史や起源、意味などはもうご紹介しましたので、

次はスポーツ界でよく行われてきた胴上げの中から

特に印象の強いものについてご紹介していきたいと思います。

 

プロ野球初の胴上げは松竹ロビンス

 

胴上げと言えばプロ野球、プロ野球と言えば胴上げと言っても過言ではありません。

 

さぼすけ

完全なる偏見だけどな。

 

では、そんなプロ野球の歴史の中で初めて胴上げしたのはいつで、

初めて胴上げされたのは誰なのか!?気になりますよね。

 

プロ野球の歴史で初めて胴上げが行われたのは、

1950年のこと。

 

当時セ・リーグを優勝した松竹ロビンスの監督である

小西得郎さんがプロ野球史上初の被胴上げ者なんだそうです。

 

さぼすけ

何だよ被胴上げ者って…。

なべざらし

俺が今考えた造語。

 

プロ野球の胴上げの歴史はここから始まった…!

 

敵味方の壁を越えた胴上げ

 

プロ野球の胴上げのお話の中には、こんなものもあります。

 

ことは2009年の10月24日、

パ・リーグのクライマックスシーズン最終戦でのこと。

 

日本ハム対楽天の試合でしたが、

この時、楽天の監督を務めていた野村監督は

既に退任が決まっていたそうです。

 

試合は最終的に日本ハムの勝利に終わり、

野村監督は敗戦して退任という形になってしまいました。

 

しかし、当時日本ハムにいた稲葉篤紀(いなばあつのり)選手は、

ヤクルト時代に野村監督にお世話になったこともあって、

野村監督に対してのこれまでの感謝や、野村監督が野球界に残してきた数々の功績を讃えるために

敵味方の垣根を越えた胴上げを発案しました。

 

胴上げというのは普通勝ったチームが行うもの。

 

ですが、この胴上げは敵も味方も勝敗も越えて、

野村監督という名将を讃えるものとなったわけです。

本当に感動的ですね!

 

その胴上げで野村監督は5度宙を舞い、

「やだなと思った。照れくさい、あんな胴上げ初めてだ。」

と照れくさそうにコメントしたそうです。

 

なべざらし

こういう心温まるエピソードがもっともっと増えてほしいですな!

さぼすけ

これだから野球はたまらんのだ!

 

相撲界でも胴上げする

 

胴上げをするスポーツは何も野球だけではありません。

ラグビーやサッカーなどでも胴上げはします。

 

そして、相撲でも胴上げはします!

 

と言っても、相撲での胴上げというのは

基本的には力士に対してではなく、

行司さんに対して行われるものです。

 

相撲界では千秋楽に全ての表彰が終わった後、

力士が行司さんを胴上げする

「神送りの儀式」という行事があります。

 

これは、土俵に降り立った神様を再び天界に送り返すという意味があるそうです。

相撲はスポーツである前に神事ですからね!

 

なべざらし

てか、筋骨隆々な力士の方々に胴上げされるのってすっごい空高くまで行けそうな気がする。

 

海外でも行われている胴上げ

胴上げは日本特有の文化なのか?と言うと実はそうではなく、

けっこう海外の人たちも胴上げをやっているみたいです。

 

例えば、フランスのサッカークラブなどでも

勝った際に胴上げをしたりする場合があります。

 

その他にも、イギリスにある

オクスフォード大学とケンブリッジ大学のボートでの対抗戦では、

古くから勝ったチームが胴上げをする風習があったそうな。

 

さらに、1927年には大西洋の横断飛行に挑戦したアメリカ人女性を

パリの人々が胴上げしたという記録もあります。

 

けっこう世界中のいたるところで胴上げは行われているようで、

これについては日本の胴上げの風習が海外に伝わっていったのか、

はたまた海外では日本よりも古くから胴上げの習慣があったのか…。

謎は深まるばかりって感じですね。

 

なべざらし

もしかしたらどこの国も誰かの真似をすることなく胴上げの習慣が出来上がっていたという可能性もありますな。

さぼすけ

胴上げは人間の本能に刻まれた行動なのかもしれない!

 

邪気払いから始まり、今ではお祝いごとの定番になった(かもしれない)胴上げ。

長い人生で1回や2回くらいは胴上げされる立場になりたいもんですね。

俺の場合は人生じゃなくてアザラシ生だけど。

 

ただ、胴上げはしっかりと相手をキャッチしないと

地面に落下してケガをさせてしまうリスクもある危険な祭り…。

 

やる時はしっかりと気を引き締めて胴上げしましょう!

また、相手をわざとキャッチしないというイタズラは間違っても厳禁ですよ!

 

なべざらし5

今日は胴上げされてる夢を見ながら寝る。