なべざらし

うおおおおおおおっっっしゃあああああ!!!!

さぼすけ

くっ…凄まじい気だ。一体何がなべざらしのパワーをあそこまで高めていると言うんだ!?

なべざらし

知人から贈り物でメロンをいただいたことだあああああああああああ!!!!

さぼすけ

なにいいいいいいいあの一個でウン千円とかウン万円もしてしまうあの高級フルーツのメロン様のことかあああああああああ!?!?!?

なべざらし

メロンをくれた知人、そしてメロンを作ってくれた生産者の方々、生んでくれた父ちゃん母ちゃんに感謝しつつメロンを食いたいと思う…。

なべざらし

…思うのだが、俺はここでさらにメロンの味を飛躍的に高める悪魔のような秘法を閃いた。それはメロンについての雑学を調べることだ。メロンとは一体いつから存在するのか?どういった歴史を歩んできたのか?何故高級フルーツとなったのか?そんなメロンに関する蘊蓄を蓄えつつメロンを冷蔵庫で冷やすことによって、メロンの味は限界を超えた120%に達し、俺のほっぺたを破壊する!と思う。

さぼすけ

ということで、今回はメロンに関する雑学をご紹介していきます。

 

 

メロンはいつから栽培されているのか?

現代では皆に愛されている人気者であるメロン。
そんなメロンは一体いつから栽培されていて、
どんな歴史があるのでしょうか?
まずはそこの所から見ていきましょう。

 

メロンは一体いつから栽培され始めたのか?と言うと、
その起源はなんと紀元前2000年頃のインドだと言われています。
メロンの歴史はかなり古いんですね。

 

さぼすけ

そんなに前から栽培されてたのか…。歴史のあるフルーツなんだな。

 

 

その後紀元前5世紀頃になると、エジプトで作られていたメロンが
地中海を超えてヨーロッパに渡って広まっていったと言われています。

 

ちなみに当時のメロンというのは
現代のような濃厚な甘さがある物ではなく、
キュウリよりは甘いってくらいの味だったそうです。

 

そのため、デザートなどではなく
サラダや酢漬けとして使われていたんだとか。

 

なべざらし

甘くないメロンってのも、今となっては考えられないよね。

 

甘いメロンが作られはじめたのは
ルネサンスの頃の南フランスが始まりらしく、
それまでの期間は度重なる
品種改良がなされていったんだそうですよ。

 

 

メロンについての雑学

メロンの産地は何で寒いのか?

 

日本のメロンの名産地はどこか!?と聞かれると、
やはり思い浮かぶのが北海道の夕張ですよね。

 

何故夕張市がメロンの名産地となったのか?というのは、
日本に渡ってきたメロンがヨーロッパ産だったのが由来だそうです。

 

ヨーロッパ地方は日本に比べて
緯度が高いところにありますので、
その分気候も寒い!

 

そんな寒い環境で生まれ育ったヨーロッパのメロンは、
暑い地域での栽培には耐えられなかったんだそうです。

 

そのため、日本の中でも寒さに定評のある北海道が栽培に適しており、
安定してメロンを育てることが出来たと言うのが
夕張=メロンの名産地となった理由なんだそうです。

 

ちなみに、現在では熊本などの温かい地域でも
メロンは元気に栽培されています。

 

なべざらし

こんな美味い物寒いとこでしか栽培出来ないなんてもったいないからな!

 

 

メロンの網目は何故出来る?

メロンと言えば特徴的なのが、
表面にある網目状の模様ですよね。

 

この網目模様、一体何故出来るのか
不思議に思ったことがあると言う方は
けっこう多いのではないでしょうか?

 

実はこの網目模様は、
「内側からの圧力で生まれたひび割れ跡」
なんだそうです。

 

メロンは最初の内は表面に網目が無く、
ツルンとした状態で実をつけます。

 

しかし、メロンというのは外側の皮よりも
中身の方が早く成長する植物なので、
外側の皮は内側の中身の成長によって圧迫され、
ひびが割れてしまいます。

 

そして、当然ひびをそのままにはしておけないので、
メロンはひびから果汁が染み出させて修復します。
それが網目模様となって残るわけです。

 

メロンの網目模様は成長の証ということですね。

 

さぼすけ

メロンの網目は己との戦いでついた傷跡ということだな!

 

 

メロンはいつが食べ頃?

 

次はメロンの食べ頃はいつなのか?
という点についてお話していきます。

 

メロンは温室で栽培されることが多いため、
そうした温室メロンは年中通して栽培・出荷されているので、
旬の時期と言うのは基本的に存在しません。

 

ただし、温室ではなく屋外で育てられているメロンに関しては旬があって、
およそ5~7月あたりの初夏の時期が食べ頃なんだそうです。

 

メロンは何故高いのか?

 

メロンというと、やはり高級なフルーツとして有名ですよね。

 

メロンの値段を調べてみると2玉で1万円というのもザラで、
場合によっては2玉で2万円以上というのも目にします。
メロンというのはおいそれと食べることが出来るフルーツではなく、
特別な存在と言っても過言ではありません。

 

なべざらし

実際贈り物でもらった時くらいしか食べる機会が無いという方も多いのではないでしょうか。俺もそう。

 

何故メロンはこんなにも高いのか!?と言うと、
それはやはり栽培に高いコストがかかっているからなんだそうです。

 

メロンを栽培するには専用ガラスで出来た温室が必要で、
温室を維持するには多額の費用が掛かります。

 

しかも、メロンは品質を高めるために、
なんと一つのツルで1個しか栽培しません。
大量に収穫するということは出来ないのです。

 

さぼすけ

栄養を一点に集約する一撃必殺タイプのフルーツということだな。

なべざらし

美味さも一撃必殺級だしな。

 

莫大な設備費と手間をかけ、
そしてツルの栄養を独り占めして育つからこそ
メロンはあんなに美味しくて高いということですね。

 

生ハムメロンが日本人の口に合わない理由

 

メロンと言えば、生ハムメロンという食べ方があります。

 

しかし、ぶっちゃけ

・「生ハムメロンって何で一緒に食べるんだろう?」
・「普通に生ハムとメロン単体で食べた方が美味い」

と感じる方も多いのではないでしょうか。

 

なべざらし

ちなみに俺もメロンと生ハムは単体で食べたいタイプです。

 

日本人の口には中々会わない生ハムメロンですが、
実は口に合わないのにはちゃんと理由があります。

 

というのも、海外と日本ではそもそも
使うメロンが全然違うのです。

 

生ハムメロンはスペイン、あるいはイタリアが発祥とされていますが、
この本場の生ハムメロンに使うメロンというのは、
日本のメロンに比べて甘くなく、独特の青臭さがあるそうです。

 

そもそも、生ハムメロンという食べ方は、
青臭さのあるメロンを美味しく食べるための組み合わせだったんだとか。

 

しかし、日本のメロンというのは品種改良が繰り返され、
非常に甘くてジューシー、かつ青臭さもありません。

 

そのため、メロンはメロン、
生ハムは生ハムで食べた方が美味しいということですね。

 

さぼすけ

日本のメロンはもはや単体でも人間の舌を唸らせることが可能なほどに戦闘力が高まってしまったってことだな。

 

 

おいしいメロンの選び方

 

高級フルーツであるメロン。

 

高級で滅多に買うことが無いからこそ、
自分で食べる場合でも誰かに贈る場合でも、
最高の物を選びたい!と思いますよね。

 

ということで、メロンを選ぶ際の
ポイントについてご紹介していきます。

 

メロンを選ぶ際のポイントを挙げると

・大きさは大き過ぎず小さ過ぎない
・色ムラが無く均整が取れた左右対称
・持った時に重量感を感じるもの
・網目が全体を見て均一に入っている
・お尻の部分を押した時に少し弾力がある

という点が注目するべき点のようです。

 

また、網目が細かいメロンの方が
香りや甘味が強い傾向にあるのでお勧めです。

 

なべざらし

どうせ買うなら一番美味そうなメロンを選ぼう!

 

メロンまとめ:メロンの歴史の深さには驚いた

 

今回はメロンについて調べましたが、
まさか紀元前から栽培されていたというのは意外でした。

 

しかも、昔のメロンは今のように甘くはなかったとは…。
現代人が甘~いメロンを食べることが出来るのは、
先人たちが頑張って品種改良してくれたおかげだったんですね。
感謝せねばなるまいて。

 

高級フルーツのメロン。
もっと安ければもっと頻繁に食えて嬉しいのにな~と思いますが、
もしかしたらたまにしか食べれないというのもまた、
メロンの美味しさの秘訣なのかもしれませんね。

 

なべざらし

好きな時に好きなだけメロンが食べれる。そんな身分になりたい…。ということで、今回はこれにてお終いで~す。