なべざらし

今回は、このサイトでもちょくちょくやっている言葉に関する雑学を紹介していくコーナーでもやろうと思います。

さぼすけ

今回はどんなテーマの言葉にするんだ?

なべざらし

今まではけっこう体の部位に関係するのとかやってたから、今回は可愛らしさの化身たる俺にちなんで、『可愛い』に関する言葉で行こうと思います!

さぼすけ

『怠惰の化身』ではないのか…。

なべざらし

可愛いに関することわざがけっこう少なかったので、今回はいつもよりも一つ一つを掘り下げて行こうと思います。

 

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「可愛い」に関係することわざについて

可愛い子には旅をさせよとはどういう意味?

 

では、まずは「可愛い子には旅をさせよ」という言葉からご紹介していきます。

 

これはけっこう有名なことわざなので、
耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか?

 

この可愛い子には旅をさせよという言葉、実は

「可愛い子は積極的に旅行などに連れて行って、楽しい体験をさせてあげよう」

という意味でとらえている方も一定数いるんだそうです。

 

なべざらし

この意味で行くなら、俺も頻繁に旅行に連れて行ってもらえるという事なんじゃねーかな?誰か頼む。

さぼすけ

どうせ旅行で出歩くよりも部屋に引きこもってる方が好きなくせに…。

 

しかし、実は可愛い子には旅をさせよというのは、
そういう楽しい意味、優しくしてあげようと言う意味ではありません。

 

正しくは、大切な子ほど、自分の手元に置いて可愛がるばかりではなく、
様々な厳しい経験をさせて成長させた方が良い…という意味なんだとか。

 

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可愛い子には旅をさせよの由来とは?

 

次は可愛い子には旅をさせよということわざの由来についてご紹介します。

 

昔の時代というのは、旅はとても大変で厳しいものでした。

 

と言うのも、今のように交通機関が発達しているわけでもないので、
移動手段は良くて馬車や馬、最悪は歩きとなります。

 

目的地に新幹線で1時間で到着!というわけには当然いかず、
何日も馬か徒歩によって移動しなくてはならないので、
当然肉体的な疲労も相当なものになります。

 

加えて、天候に左右されて旅程が崩れることもあるでしょうし、
都合よく泊る所が見つかるわけでもないので「今夜は野宿しよう」
という場合もしばしばあったことでしょう。

 

また、慣れ親しんだ生家を離れた土地というのは当然勝手も違ってきます。
そのことも精神的な負担として圧し掛かってくると思います。

 

現代の俺達が行う旅行とは違って、昔の度は苦難の連続。
最悪命を落としてしまうこともあったと思います。

 

大切な子を自分の手元に置いて、
慣れ親しんだ生家で甘やかして育てると言うのは、
確かに愛情表現の一つかもしれません。

 

しかし、そんな子供もいつかは大人になり、社会に出ることになります。

 

社会生活と言うのはこれまた苦難の連続ですので、
そんな時甘やかされて育った子供と言うのは

結局自分では何も出来ない弱者になってしまい、
不幸な人生を送ってしまう可能性もあります。

 

そうした悲惨な結末にならないためにも、
子供には厳しい環境に慣れてもらう必要があります。

 

そのため、子供を辛い旅にあえて行かせて成長を促す…
というのが可愛い子には旅をさせよという言葉の由来なんだそうです。

 

さぼすけ

ちなみに俺は砂漠という過酷極まりない環境に生まれたので、最初から人生(サボテン生?)のハードモードを体験しております。だから今は穏やかな気候の日本で快適な暮らしをしていても誰も文句は言えまい。ということで、今度は逆になべざらしを砂漠に送ってみるというのはどうでしょうか?きっと帰ってくる頃にはたくましくなっていると思います。

なべざらし

生存確率が極めて低い場所にあえて送り込むのは、そもそもたくましい姿を見ることが出来ずに終わる可能性が高いのでよろしくないのではないでしょうか…。ていうか俺だって海でシャチに追われながらも何とか生き延びて今現在に至るわけなので、決して温室生まれの温室育ちではないのですぞ。

 

可愛い子には旅をさせよの類義語にはどんなのがあるのか?

 

大切な子にあえて大変な思いをさせて、
立派に成長してもらおうという意味の言葉である
可愛い子には旅をさせよですが、
これと同じようなことわざはいくつかあります。

 

例えば、「獅子の子落とし」などがけっこう近いと思います。

獅子の子落としとは、獅子は生まれたばかりの子供を谷底に落として、
そこから這い上がってきた強い子のみを育てるというもの。
つまりのっけから人生のハードモードを味合わせるということですね。

 

なべざらし

でもさすがに生まれたばっかの赤ちゃんを谷に落とすのはハードモードが過ぎるんじゃないだろうか…。

 

ちなみに、獅子と言うとライオンの事だと言う
イメージを持っている方も多いと思いますが、
ライオンはもちろん赤ちゃんを谷に突き落としたりしません。

 

ライオンは集団を形成して仲間と協力して子育てをすると言われています。

 

この獅子の子落としに出てくる獅子といういのは、
中国の伝承に出てくる空想上の生物の事なんだとか。

 

さぼすけ

てかライオンが暮らしているサバンナは平坦な土地だろうし、突き落とす谷がそもそもあんまないよな。

 

また、この他に可愛い子には旅をさせよの類義語としては、
「親の甘茶が毒となる」なんてのもあります。

 

甘茶というのは甘いお茶のこと、
転じて甘やかすという意味の言葉です。

 

親が子供を甘やかしてばかりいると、
子供も能力が育たないだけではなく甘えん坊で
わがままな性格になってしまうという意味の言葉です。

 

なべざらし

子供と俺は基本的に可愛いものではありますが、やはり立派に育ってもらうためにはやはり甘やかしてばかりではいけないということですな。

 

 

可愛さ余って憎さ百倍の意味

では、次は可愛い子には旅をさせよと同じく
可愛いと言う言葉が含まれることわざの
「可愛さ余って憎さ百倍」についてです。

 

このことわざは、耳にしたことはあるけど
実際どういう意味何だかよく分からん!
という方もけっこう多いのではないでしょうか?

 

俺はてっきり

「相手を可愛いと思う感情よりも、相手を憎いと思う感情の方が強い」

という意味なのかな~?と思っていましたが、
どうやら違うようです。

 

この可愛さ余って憎さ百倍ということわざは

可愛がっていた人や大切に思っていた人ほど、
一度憎んでしまうと愛していた反動で余計に憎く感じる。

という意味なんだそうです。

 

なべざらし

例えば、好きなアイドルやタレントが何かスキャンダルなどを起こした時なんかにファンとしての熱が冷めてしまって、途端にアンチになってしまうような現象はこの可愛さ余って憎さ百倍っていう状態なのかもね。

 

 

可愛さ余って憎さ百倍の由来とは?

 

このことわざに関しては明確な由来が見つからなかったので、
俺個人としての想像を語らせていただきたいと思います。

 

相手を強く愛していればこそ、
憎しみを抱いた時の強さが強くなるという
可愛さ余って憎さ百倍ですが、
これは相手に対する期待が関係しているのではないかと思います。

 

相手を大切に思う事や、相手を愛するという事は、
言い換えれば相手に対して期待を抱いているという事ととらえることが出来ます。

 

そして、期待というのは強ければ強いほど、
裏切られた時のガッカリ感や怒りは強くなりますよね。

 

なので、相手を大切に思っていればいるほど、
その反動で憎しみが強くなってしまうのは、
その期待の仕組みと同じなのではないでしょうか?

 

さぼすけ

一つの出来事や、ちょっとしたトラブルなんかがきっかけでそれまでの感情とは真逆の感情が生まれてしまうのが人間の不思議な所だよな。

 

可愛いさ余って憎さ百倍の類義語にはどんなのがあるのか?

 

可愛さ余って憎さ百倍の類義語としては、
例えば「好いたほど厭いた」というのがあります。
(「厭いた」はあいた、と読みます。)

 

この好いたほど厭いたという言葉は
「始めはとても好きだったけど、その分早く飽きてしまい、嫌いになった」
という意味の言葉です。

 

何かのきっかけがあって
愛が憎しみに変わると言う意味とは
若干ニュアンスは違いますが、

急激に好きになった分急激に嫌いになったという
反動が大きい様子は共通していると言えますね。

 

さぼすけ

好きな食べ物でも頻繁に食べまくるとすぐに飽きてしまいますが、それに似た感じの状態かもしれないな。

 

可愛いことわざまとめ:愛と厳しさや憎しみはセットなのか?

 

「可愛い」という言葉が使われることわざやその類義語などを見ていると、

・「可愛いからこそ厳しくしよう!」
・「可愛いからこそその分嫌いになってしまう」

と言った感じの言葉がよく見られたのが
個人的にけっこう印象強かったです。

 

何だかそうした関係を見ていると、
「世の中は何事も裏と表があって、セットになってるのかな~」
なんてことを考えてしまいました。

 

なべざらし

出来ればただただ末永く可愛がられるだけのマスコットになりたいです。そんじゃ寝ます。