電車や飛行機と言うのは
今や我々の生活には欠かせない重要な交通機関で、
仕事に旅行にと様々な機会に利用しますよね。

 

しかし、そんな便利な乗り物である電車や飛行機ですが、
乗った時に耳がキーンとなって痛む現象にあうことがよくあります。

 

あまりにもよくある事なので逆に気にしなくなってしまいますが、
一体されはどういう仕組みで起こるものなんでしょうか?

 

というわけで、今回はその耳がキーンとなる現象についての
雑学をご紹介していきたいと思います。

 

なべざらし

長年謎だった耳キーン現象の全貌が今明らかになる…。

さぼすけ

多分知ってる人は普通に知ってると思うけどな。

 

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トンネルで耳が痛くなる現象にはちゃんと名前が存在した!

では、早速このトンネルで耳がキーンと痛くなる
謎の現象について解明していきましょう。

 

実はこの耳がキーンと痛くなる現象には、
ちゃんとした名前があるそうです。

 

この現象の名前は「航空性中耳炎」という名前なんだそうです。

 

なべざらし

確かにこの耳がキーン現象って、トンネルを通った時だけじゃなくて飛行機で飛んでいる時にも起こるよね。

さぼすけ

名前的にそっちの方が由来になってるって感じだよな。

 

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航空性中耳炎の原因は気圧の変化?

 

では、次はこの航空性中耳炎が起こる原因についてご紹介していきます。

 

俺達が電車や新幹線に乗ってトンネルを通過する時や、
飛行機に乗っている時に起こるこの航空性中耳炎ですが、
どうやら原因は気圧の変化にあるようです。

 

まずは耳の構造についてお話します。

 

人間の耳と言うのは外側から順に

・外耳道(耳の穴のこと)
・鼓膜(空気の振動をとらえる薄い膜)
・中耳(鼓膜と耳管の間にある空間)
・耳管(中耳内の空気圧を整える管)

という風になっています。

 

なべざらし

耳の構造って改めて調べてみると、こうなってたんだね~。

 

航空性中耳炎はこの中の中耳の中の
空気圧が下がることによって起こる現象です。

 

では、まずは電車や新幹線がトンネルを通る際に
何故この航空性中耳炎が起きるのかを解説していきます。

 

電車や新幹線というのは非常に速いスピードで走っていますよね。

 

さぼすけ

ちなみに、今現在一番速い新幹線は東北新幹線のはやぶさで、なんと320kmも出るんだとか。

なべざらし

そんなに急いでどこに行くと言うのか。

 

そんな電車や新幹線がトンネルに突入するとどうなるかと言うと、
トンネル内の空気が電車・新幹線に急激に押されることによって圧縮されます。

 

つまり、この時電車の外は空気の圧力が強いので
「気圧が高い」という状態になるわけです。

 

それに対して、電車・新幹線の中の気圧は低くなってしまいます。

 

そして、ここでようやく出てくるのが先ほどの中耳です。

 

気圧と言うのは、高い所から低い所に流れるようになっているのですが、
電車内の下がった気圧よりも、中耳内の気圧の方が高く、
そのため中耳内の空気が気圧の低い外に流れようとして膨らみます。

 

その空気の膨張のおかげで耳が圧迫されて、
キーンとなって痛みが走るという仕組みなんだそうです。

 

さぼすけ

今まで何で電車に乗ってる時にトンネルで耳が痛くなるのかよく分からなかったけど、一つ一つ分解していくとあ~なるほど!って感じだな。

 

また、飛行機に乗った時に航空性中耳炎が起こるのも、
同じように気圧の変化が関係しています。

 

気圧と言うのは単純に空高くなるほど低くなります。

 

そのため、飛行機によって高度が急激に上昇すると、
先ほどの電車の例のように外の低い気圧の方に

中耳内の高い気圧の空気が流れようとして膨張し、
耳が痛くなってしまうという事です。

 

なべざらし

ちなみに、気圧が高い所から低い所に流れるから風が発生するんだそうです。

 

航空性中耳炎を素早く治すコツとは?

電車や飛行機に乗っていれば
この航空性中耳炎の症状にかかることはよくある事ですが、

だからと言ってほったらかしにするのも嫌!
出来れば早く治したいものですよね。

 

航空性中耳炎を解消するには「耳抜き」をするのが効果的です。

 

先ほど耳の構造について解説した時にご紹介しましたが、
耳の中の耳管という部分は中耳内の空気を調整する役割があります。

 

耳管と言うのは鼻につながっており、
鼻は外や喉につながっています。

 

つまり、この耳管を通して膨張した空気を排出すれば、
航空性中耳炎の耳キーン現象を治すことが可能です。
そしてこれを耳抜きと言います。

 

耳抜きを促すコツとしては

・あくびをする
・鼻をつまんでだ状態で鼻から空気をゆっくり出そうとする
・くしゃみをする
・唾を飲み込む

などがあります。

 

耳管というのは通常は閉じているのですが、
こうした動作を取ると開き、
中耳内の空気を調整してくれます。

 

なべざらし

耳がキーンってなった時は唾を飲み込むのが良いってよく聞くけど、実際効果的な方法だったんだね。

さぼすけ

俺は鼻をつまんで鼻息をゆっくり出す派だったな~。

 

あくびやくしゃみというのは
出したいタイミングでは中々出せない時も多いので、

鼻をつまんで鼻から息をゆっくり出したり、
唾を飲み込むというのが良いでしょう。

 

唾じゃなくても、何か飲み物を飲むと言うのも有効です。

 

航空性中耳炎になりやすい人とは?

 

また、航空性中耳炎になりやすい人というのもいます。

 

例えば、まだ幼い子供などは、
耳管が狭いため上手く空気を抜くことが出来ず、
航空性中耳炎になりやすいそうです。

 

また、鼻が詰まっている状態の人も
耳抜きが上手く出来ず航空性中耳炎になりやすいと言われています。

 

幼い子供は航空性中耳炎になると、
耳の痛みや聞こえ方の違和感などによって混乱し、
泣き出してしまう場合も多いでしょう。

 

そうした場合は大人のように冷静にあくびをしたりくしゃみをしたり、
鼻をつまんで鼻から息をゆっくり出したりというのは難しいので、
何か飲み物を飲ませてあげるのが手っ取り早いと思います。

 

航空性中耳炎対策に持っておきたい3つのアイテム

最後に、お手軽に用意出来る
航空性中耳炎対策グッズを3つほど紹介します。

 

まず一つ目は飴玉です

特に、グレープフルーツなどの酸味のある飴がオススメです。

酸味がある物と言うのは唾液の分泌を促すので、
航空性中耳炎に陥っても唾液をゴックンと飲み込むことで
速やかに症状を回復させることが出来ます。

 

なべざらし

唾液を出すのが良いのであれば、カリカリ梅とかもけっこう良さそうだね。

 

二つ目のオススメグッズはガムです。

 

ガムは何度も何度も繰り返し噛むもの。

 

人間は物を噛む時に唾液が出るようになっているので、
ガムも唾液を分泌させるのに役に立ちます。

 

さぼすけ

このガムも酸っぱい系の味の物にしておけば、さらに効果が上がっていいかもしれないな。

 

最後の三つ目は耳栓です。

 

耳栓を付けておくことによって、
耳の中の気圧の変化を抑えることが出来ますので、
航空性中耳炎の対策になります。

 

なべざらし

ついでに騒音をシャットアウトすることも出来るので、電車の中でぐっすり眠るという面でも役に立ちますな。

さぼすけ

知り合いや友人と一緒の時なんかは、会話が聞き取りにくくなってしまうから注意だな。

 

 

耳キーン現象まとめ:もう電車に乗るの怖くない!

 

電車で耳がキーンとなる現象はこれまでの人生で何度も経験しましたが、
実はちゃんとした病名があったというのはけっこう意外でした。

 

また、このことを調べるにあたって耳の構造が分かったり、
気圧云々のことについて分かったりと色々勉強になった気がします。
(気圧に関しては学生の頃に習ったような気もしますが…。)

 

耳キーン現象に対する対処法や対策グッズなども分かったので、
これからは電車や飛行機での旅をより快適に楽しむことが出来そうです。

 

さぼすけ

今回の記事を読んだなら、もう耳キーン現象など恐れるに足らんな!

なべざらし

みんな、飴玉は持ったな!行くぞ!