なべざらし

このサイトではけっこう言葉とかことわざについてご紹介する回を設けていますが、今回もそのタイプの回です。

さぼすけ

今回は体の一部、『顔』に関することわざや慣用句を紹介していきますぞ。

なべざらし

意外と聞いたことはあるけど意味はよく分からん!ってものも紹介しているかもしれませんので、暇な方は暇つぶしにどうぞご覧ください。

 

 

 

顔に関する言葉について

顔が売れる

 

まず最初にご紹介するのは
「顔が売れる」という表現についてです。

よく駆け出しのタレントやアイドルに人気が出てくると
「顔が売れ出した」なんて表現したりしますよね。

この顔が売れるとはどういう意味なのかと言うと

・世間に広くしられること
・有名になること
・顔ききになること

と言った意味があるんだそうです。

 

なべざらし

俺も顔が売れるように頑張りたいと思います。

さぼすけ

背伸びしないで一雑学サイトに住まう謎の生物というポジションで我慢しとけ。

 

顔が潰れる

 

次は「顔が潰れる」という慣用句について
ご紹介していきます。

顔が潰れるというのは、
の〇太がジャイ〇ンに顔面を殴られた時みたいに
顔面がへこむことを表した言葉です。

…すいません嘘つきました。本当の意味は
「名誉が傷つけられること」というものです。

 

なべざらし

話は逸れるけど、の〇太ってあんなに毎度毎度顔面をへこまされてて大丈夫なんだろうか?

さぼすけ

人間の顔面をへこませるほどのパンチ力を誇るジャイ〇ンもかなり小学生離れしてるよな。

 

 

顔に泥を塗る

 

よくドラマなんかで偉い人とかが
「わしの顔に泥を塗る気か!?」と
怒っている様子が見られますよね。

この顔に泥を塗るっていうのは

・恥をかかせる
・面目を失わせる

という意味の言葉なんだそうです。
先にご紹介した「顔が潰れる」と同じ感じですね。

出来れば誰かの顔に泥を塗るような展開は避けたいものですね。

 

なべざらし

てっきり顔に美容のための泥パックをするもんなんだと…。

 

 

 

 

顔色をうかがう

 

次は「顔色をうかがう」という言葉についてです。

この顔色をうかがうというのは
「相手の表情からその心情を知ろうとすること」
という意味です。

よく「上司の顔色をうかがう」なんて使い方をされますが、
やはり自分より偉い人が何を考えているか、
どういう気分なのか…というのは気になるもの。
誰でも誰かの顔色をうかがったことはあるのではないでしょうか。

 

なべざらし

誰の顔色もうかがわずに済むような自由な生活がしてみたいもんです…。

さぼすけ

理想の暮らしではあるけど、人間は自分一人で生きているという人は中々いないから難しいもんだよな~。

 

 

顔から火が出る

 

「顔から火が出る」という言葉がありますが、
これはマジン〇ーZの必殺であるブレス〇ファイアーのように、
胸から熱線が出るという表現の亜種…では当然ありません。

顔から火が出るというのは
「非常に恥ずかしくて顔が真っ赤になる様子」
という意味の言葉です。

 

なべざらし

顔から火が出そうになるので、あんまり人前でスピーチとかはしたくないなべざらしです。

 

顔を曇らせる

 

次は「顔を曇らせる」という表現についてです。

この顔を曇らせるというのは

・不安や心配によって表情が芳しくなくなること
・表情に明るさを失うこと

と言った意味のある言葉です。

 

なべざらし

いつも曇りのない晴れやかな表情のまま生活できればいいな~と思います。

 

 

顔向けが出来ない

 

次は「顔向けが出来ない」という言葉についてです。

これも時代劇やドラマ、漫画やアニメや小説など、
様々なメディアで目にすることがある表現ですよね。

「このまま終わっては〇〇様に顔向け出来ません!」とか。

では、この顔向け出来ないとはどういう意味なのかと言うと

・恥ずかしくて顔を合わせることが出来ない
・または申し訳なくて顔を合わせることが出来ない

という意味の言葉になります。

 

さぼすけ

ご先祖様に顔向け出来ないとか、色んな時に使われる言葉だよな。

 

 

顔が広い

 

「顔が広い」という言葉はけっこう普段からの生活でも
耳にすることが多い言葉なのではないでしょうか。

例えば、お仕事の際などでも
「あの人は顔が広いからな~」とか、
こんな風に使ったりしますよね。

よく使う言葉なので意味を理解している人も多いと思いますが、
顔が広いというのは「交友関係が多くて多方面に知人がいる」
という人を指して使われる言葉なんだそうです。

 

なべざらし

色んな人と繋がりがあると、何か困った時とかも何とかなったりすることが多いんじゃないかと思います。

さぼすけ

そう考えると、やっぱり人付き合いって大事なんだな~。

 

 

顔が効く

 

「彼はあの業界では顔が効く」
なんていう表現を聞くことがありますが、
顔が効くとは一体どういう意味なんでしょうか?

これは

・信用や権力があるため相手に無理が言える
・または便宜をはかることが出来る

という意味の表現なんだそうです。

 

なべざらし

どこかにシャチに対して顔が効く人がいれば、便宜をはかってほしいのですが…。

 

顔が揃う

 

マンガなどで敵の四天王などが会議をする時に
「顔が揃ったな…」みたいなことを言ったりしますよね。

この顔が揃うというのはどういう意味なのかと言うと、
「参加する予定だったメンバーが全員集まる」という意味。

けっこうそのまんまの意味ですね…。

 

なべざらし

我々も顔が揃ったわけだし二天王会議を行うか…。

さぼすけ

俺らはほぼいつも常設されてるようなもんだけどな。

 

 

顔に書いてある

 

次は「顔に書いてある」という言葉についてです。

これは日常でもけっこう耳にする機会が多い言葉なので、
何となく意味に察しがついていると言う方も多いと思います。

顔に書いてあるという言葉の意味は
「言葉にしなくても考えや気持ちが読み取れる様子」
という意味です。

 

なべざらし

嘘ついた時にバレないようにポーカーフェイスを練習中です。

さぼすけ

逆に言えば、お前が無表情の時は嘘ついてるってことか。

 

 

何食わぬ顔

 

よく漫画や小説、ドラマなんかで「何食わぬ顔で~~」
という表現が用いられることがありますが、
「何食わぬ顔ってどんな顔やねん!」と思ったことがある方は
きっと俺だけではないのではないでしょうか?

よく耳にする言葉ではありますけど、
実際どんな意味なのかよく分かりませんよね。

この何食わぬ顔というのは
「知っているのに関わらず何も知らないという顔をすること」
という意味なんだそうです。

 

なべざらし

サボすけが大事にとっていたアイスを食べて、何食わぬ顔で知らんぷりしたことがけっこうあります。ただ、けっこうな確率でバレてその度に針千本飲まされそうになるので、最近は控えるようにしてます。

 

 

仏の顔も三度まで

 

次は顔に関することわざの中でもけっこうメジャーな
「仏の顔も三度まで」について解説していきます。

仏の顔も三度までとは

・どんなに優しい人でも無礼な行いを連続でやられるとブチ切れる
・慈悲深い仏様でも、顔を三回も撫でまわされると怒る

という意味の言葉なんだそうです。

ちなみに、これと同じ意味のことわざに
「地蔵の顔も三度まで」というものもあります。

 

なべざらし

グラッ〇ラー刃牙でも、相手の顔を優しくゆっくりピタン、ピタンって叩くと人は一気にブチ切れるって書いてたね。

さぼすけ

仏様も三回までならそれに耐えてくれるってことだな。

 

笑う顔に矢立たず

 

「笑う顔に矢立たず」ということわざもあります。

これはどういう意味かと言うと
「笑顔で接して来る人相手だと、自然と憎しみも消える」
という意味の言葉なんだそうです。

やはり笑顔と言うのは安心感も感じますし、
何より敵意がないという雰囲気を出しています。

人間自分を嫌っているわけではない相手を
嫌いになるのは中々難しいということなんでしょうかね。

 

なべざらし

俺も常に笑顔でいればシャチに襲われることもないんだろうか?

さぼすけ

シャチ達はお前が憎くて襲ってるんじゃなくて、ボール代わりとかにして遊ぶために襲ってるわけだから無理なんじゃないか?

 

 

借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔

 

次は「借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔」
という言葉について解説していきます。

現代社会ではあんまり使うこともなく、
耳にする機会も少ないことわざだと思います。

この借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔の意味はというと

・お金を借りる時は相手の機嫌を取るためにニコニコ優しい顔をする
・しかし、お金を返せと言うと、閻魔様のような渋い顔をする

という意味なんだそうです。
お金に関することわざなんですね。

転じて、人間とは身勝手な生き物だな~という意味を表す言葉でもあるようです。

 

さぼすけ

そもそもお金のやり繰りが困難な状況だからお金を借りるわけであって、そういう人が返す時には余裕たっぷりの億万長者になっていることってあんまないだろうから、やはり返せと言われるのは都合が悪いんだろうな。

なべざらし

お金を貸す時はあげるつもりで貸せってよく言うけど、まさにその通りかもしれないね~。

 

怒れる拳、笑顔に当たらず

 

顔に関することわざの中には
「怒れる拳、笑顔に当たらず」というものもあります。

これはあまり聞き覚えが無いという方も多いと思いますが、
その意味を調べてみると

・怒っている人に対しても優しい態度で接した方が良いということ
・怒って拳を振り上げても、相手の笑顔によってペースが乱れて振り下ろせない様子

という意味があるそうです。

 

なべざらし

てっきり漫画とかに出てくるいつもニコニコしているキャラがめちゃくちゃ強くて、攻撃が全く当たらない様なのかと思いました。

さぼすけ

そんな想像すんのはお前くらいのもんだろ。

なべざらし

ていうか、漫画でニコニコしてて普段目が線みたいになってるキャラって大抵強いよね。今度何故強いのか考察してみたいと思います。

 

顔に関する言葉まとめ:一言に顔と言っても色んな使われ方がありますな

 

顔という部位は権威や名誉を表していたり、
心を読み取るために使われたり、態度を表していたり、
実にいろいろな表現に使われているものなんですね。

 

顔に関することわざや慣用句は、
今回ご紹介したもの以外にもまだまだたくさんあります。

 

もし興味があると言う方は調べてみるのも面白いかもしれませんね。

 

なべざらし

それでは、今回はこれでお終いです。俺は安らかな顔で寝ます。