う~~~~~~ん困った…。どうすればいいんだ…。
どうした?悩み事か?
うん。実は紹介する雑学が思い浮かばないんだよね。
雑学のサイトでそれは致命的だな。
あ~~~~もうしょうがない、これだけは本当に最後の最後、出来れば墓まで持って行くつもりだったんだけど…。
???
サボすけの生まれ故郷の砂漠についての話でもするか…。
きっっっったあああああああああああ!!!!!!!砂漠きたあああああああああああ!!!!
映画やゲームの世界などではよく目にすることがある砂漠。
何となく「めっちゃくちゃ暑い場所!」
というイメージはあるという方も多いと思いますが、
実際どれくらい暑いのでしょうか?
また、世界にはどんな砂漠があるのでしょうか?
日本にも砂漠ってあるのでしょうか?
ちょっと考えると色んな疑問が浮かんできますよね。
と言うわけで、今回はそんな砂漠についての雑学をご紹介していきます。
砂漠の意味や定義はどんなもの?
まずは砂漠とは一体どういう意味なのか?
どんな土地のことを砂漠というのか?
その定義についてご紹介していきます。
まずは砂漠の定義から。
砂漠というのは年間降雨量が250mm以下、
あるいは降水量より蒸発する水分の方が多い地域で、
砂や岩石に覆われている土地のことを指すようです。
砂漠は非常に水分が少ないため、植物がほとんどいません。
さらに気温も昼は地獄のように暑く、夜は極寒の寒さ。
とても人間が住むのに適している土地とは言えません。
当然農業なども無理です。
ちなみに、砂漠は全く雨が降らないというわけではなく、
年に数回、あるいは数年に一回くらいの間隔で雨が降る場合が多いそうです。
砂漠の雨は数日間に分けて雨が降るのではなく、
一度に大規模なドシャ降りになるというパターンが多いそうです。
そのせいか、有名なサハラ砂漠などの場合は
一日に降った雨の量が年間の平均降水量を上回る場合も多いんだとか。
また、砂漠には土地の状態から
・岩石砂漠
・礫砂漠
・砂砂漠
・土砂漠
などの種類があります。
しかし、世界の砂漠の9割は岩石砂漠なんだとか。
日本の夏暑くて冬寒いという気候ですらキツイのに、毎日めっちゃ暑くてめっちゃ寒いを繰り返す砂漠に生まれてたら俺きっと生きるのを諦めてたかも…。しかも水もないとか…。
そんな過酷すぎる環境で生まれ育って現代まで絶滅もせずにやっていけてる俺達サボテンってかなりヤバイと思わないか?俺が植物じゃなく動物だったら間違いなくその強靭な肉体を使って地球の覇者になってたぞ。
いや、海にはこの俺アザラシ族とさらに強いシャチ達がいるからから無理だぞ。
砂漠の気温はどのくらい暑いの?夜は寒い?
砂漠は昼は暑く、夜は寒いと前述しましたが、
じゃあ一体どのくらい温度差があるのでしょうか?
まず昼の気温ですが、夏は30度を超える地域も多く、
中には40度を超える場合、さらには50度を超える場合もあるそうです。
ちなみに、有名なサハラ砂漠の気温はなんと60度を超えたこともあるとか。
60度とかもう日本の夏の倍近い暑さじゃん。もはや想像すら出来ないわ…。60度の気温の中に放り出されたら一瞬で焼きアザラシになりそう…。
逆に、夜になると昼の暑さは一体何だったのかというくらいに冷え込みます。
例を挙げるなら、アメリカのデスバレーという砂漠地帯では
昼と夜の温度差が41度もあった記録が残されているとか。
砂漠に住むなら冷房と暖房を常にセットしておかないといかんな…。
何故砂漠はこんなに昼と夜で寒暖差が激しいのか?
と言うと、その原因は雲がないことが挙げられます。
雲が無いという事は、太陽の光を遮るものがありません。
そのため地面はいつも日光に晒されていて、
昼は凄まじい暑さになってしまいます。
逆に夜は夜で、雲が無いため地上の熱がどんどん空へと逃げていきます。
そのため、夜は一転して寒くなってしまうということです。
また、全体的に水分が少ない事も寒暖差が激しい原因になります。
水分と言うのは熱しにくく冷めにくいもの。
つまり、緩やかに温まり、緩やかに冷めていくものです。
空気中や地表に水分があれば、昼もゆっくりと気温が上がり、
夜もゆっくりと熱が逃げていくため寒暖の差も緩やかになりますが、
砂漠にはとにかく水分がありません。
そのため、急激に暑くなって急激に寒くなるという事ですね。
そう考えると、水が豊富にある日本ってかなり恵まれた国なんだな~。日本に生まれただけで感謝しないとな…。
水って本当に色んなところで役立ってるよな。
砂漠で水を確保するにはどうすればいいのか?
圧倒的な暑さと寒さ、その上水もないという、
まるで生き物を拒むかのような過酷な環境の砂漠ですが、
もしもそんな砂漠に放り出された時はどうやって水を手に入れればいいのでしょうか?
次は砂漠で水を手に入れるための方法についてご紹介していきます。
まあ普通の人は中々砂漠に放り出されることはないと思うけどね。
砂漠の生き物の痕跡を辿る:
砂漠は過酷な環境ではありますが、生き物が全くいないというわけではありません。
ラクダなどの草食動物や、鳥などもいます。
そして、これらの生物も当然水分がないと生きていけないので、
どうにかして水分を確保しています。
そのため、例えばラクダなどの足跡を見つけて辿っていくと、
水場に辿り着くことが出来る場合もあります。
また、水場の上には鳥が群れを成して水を飲みに来るので、
空を見て鳥の動きなどを見ると水場が見つかるかもしれません。
動物の痕跡を辿るなんて、何か最近のモン〇ンみたいだな。
サボテンから水分を補給する:
砂漠に生えている植物と言えばやはりサボテン。
このサボテンからも水分を得ることが出来ます。
水分補給に適しているのは、
タマサボテンという丸い形のサボテンです。
見つけたらトゲに注意しながらナイフなどで上半分を切ります。
そしたら中の組織を潰して、水分を出して飲みます。
もしくは、果肉を口に含んで噛んで水分だけを飲み、
果肉は吐き出しましょう。
サボテンは果肉に毒がある種類も多いので、
果肉は飲み込まないように注意しましょう。
ほう…サボテンから水分が…。 チラチラ
こっち見んな。
砂丘を掘って水分を出す:
地面を掘って水分を確保すると言うのも出来なくはありません。
例えば、砂丘の一番低い場所などは下に掘っていくと、
雨水がしみ込んで砂が湿っているところがあったりします。
そこからさらに下に掘っていくと、水が出てくるので飲んで水分を補給しましょう。
また、砂丘の一番低い場所の他にも
・谷間
・窪地
・崖や露岩の下部
・砂が湿っている場所
・植物が生えている場所
なども水がある可能性があります。
これで砂漠にいっても逞しく生き残れるな。
出来れば行きたくないんですが。
砂漠の種類:世界に砂漠はいくつあるのか?
サハラ砂漠やゴビ砂漠などはよく耳にする機会もあり、
知っていると言う方も多いと思いますが、
地球上には一体どれくらい砂漠があるのかあなたはご存知でしょうか?
実は砂漠は世界中でなんと48種類以上も存在しています。
砂漠と言うのは限られた地域だと思っていましたが、
案外色んな所にあるんですねぇ…。
その中でも規模が大きい物を「10大砂漠」と言い
・南極
・北極
・サハラ砂漠
・アラビア砂漠
・ゴビ砂漠
・パタゴニア
・グレートビクトリア砂漠
・カラハリ砂漠
・グレートベースン
・シリア砂漠
などがランクインしています。
日本にも砂漠はあるのか?
世界中にある砂漠。
でも緑豊かで水も豊富な日本には無縁な話なのでは?
と思う人もいるかもしれませんが、実は日本にも砂漠は存在します!
では一体どこか!?と言うと、鳥取砂丘ではありませんよ!
鳥取砂丘は雨が降るので砂漠の定義に入りません。
日本に唯一存在する砂漠は、なんと東京都の伊豆大島にあります。
伊豆大島には「裏砂漠」という場所があり、
ここはなんと黒い砂と背の低い植物に覆われた日本唯一の砂漠…。
その光景はとても日本とは思えません。
ちなみに、伊豆大島は東京都から船で2時間ほどで行くことが出来ますので、
砂漠ってどんなもんなのかを手軽に体験してみたいという方は
是非裏砂漠にいってみてはいかがでしょうか?
砂漠まとめ:日本に生まれて良かった…
砂漠について調べれば調べるほど、
どう考えても生き物が生きていける環境じゃない…
と思えてきた今日この頃。
昼は50度や60度、夜は氷点下にも迫る程の寒さ、そして水もない…。
そんな砂漠に比べたら、日本って奇跡のような場所なんだなと思いました。
日本に生まれたこの命を無駄にしないためにも、精一杯生きて行こうと思います。明日から。