チュウウウウウ あー美味い!やっぱやめらんわ~!
お?何飲んでるんだ?
え?マ ヨ ネ ー ズ
慎〇ママみたいなことすんなよ…。
マヨネーズって最高の調味料だと思う。苦手な物とかもマヨネーズかけちゃえば食べれたりするし。
たしかにマヨネーズって美味いよな~。しかも色んな食べ物に合うってのも魅力的。なんて高性能な調味料なんだろうか。
というわけで、今回はそんな奇跡の調味料であるマヨネーズ様について調べていきたいと思います。
どうも、マヨネーズが好きななべざらしです。
マヨネーズ…いいですよね。
サラダなどにかけても良し。
パンなどに塗ってトーストにしても美味しい。
お肉を焼く際などの油の代わりにすることも可能。
なんと汎用性の高い調味料なのでしょうか。
実際このマヨネーズにお世話になっているという方も多いハズ。
まさに一家に一本マヨネーズと言っても過言ではありません。
今回はそんな愛され調味料であるマヨネーズについての雑学をご紹介していきます。
マヨネーズの歴史:いつから作られたのか?
様々な調理に活用することが可能で、
苦手な物もこれさえかければ食べられるという人すらいる、
まさに魔法の調味料と言ってもいいマヨネーズ。
そんなマヨネーズは一体いつどこで生まれたのでしょうか?
実は、このマヨネーズの歴史は18世紀中頃、
スペインのメノルカ島という場所から始まったそうです。
当時、このメノルカ島はイギリスの占領下にあったのですが、
フランス軍はこのメノルカ島を攻撃しました。
その攻撃の指揮を取っていたのはリシュリュー公という方です。
このリシュリュー公は要塞に立てこもった
イギリス・スペインの連合軍をグルッと包囲!
布陣を敷くのも終わったリシュリュー公はお腹も空き、
ご当地メノルカ島の飲食店にくり出します。
やっぱり一仕事終えた後と言うのはお腹も空きますよね。
そして、そこで出されたのが卵と油とレモン汁を使ったドロッとした液体…。
そしてその液体がかかった肉料理だったのです。
リシュリュー公はこの謎のソースがかかった料理を
それはもういたく気に入った様子で激しく賞賛しまくったそうです。
そして、このリシュリュー公はこのソースをパリで紹介し、
これが後のマヨネーズになったのだ…という説が有力と言われています。
まあそりゃあ今よりも食文化が発達していなかった時代にマヨネーズがあったら、誰だって大絶賛するよな~。それにしてもマヨネーズがかかった肉料理ってとんでもなく美味そうな文字列だよね。
もしかしたら、現代の調味料とかを過去に持って行って偉い人に食べさせると、同じように賞賛の嵐になるのかもしれないな。
ちなみに、このメノルカ島の飲食店で出されたソースは
当時はマヨネーズではなく「マオンのソース」と呼ばれていたそうです。それが少しずつ変化していって「マヨネーズ」になったんだとか。
また、マヨネーズに使われている油は本来オリーブオイルだったそうです。
しかし、ヨーロッパ中に普及していくにあたって
オリーブオイル以外の油でも作られるようになりました。
ただ、卵と酢と油を完全に乳化するまで混ぜるのは難しく、
マヨネーズは元々は高価なソースだったんだとか。
しかし時代が進み、電動のミキサーなどの機械の発達によって
マヨネーズは安価になっていったと言われています。
いや~マヨネーズを安く買える時代に生まれて良かった…。やっぱり技術の進歩は偉大だよなぁ。
いくら美味しいマヨネーズでも、高いと中々手が出せないからな~。技術者の人たちに感謝!
日本初のマヨネーズは我らがキューピーから!
リシュリュー公がマヨネーズの原型である
マオンのソースを発表してから時が160年ほどワープした頃、
一人の日本人がアメリカの食について研究していました。
その人物こそが、後のキューピーの創設者である
「中島董一郎」さんです。
中島さんは、アメリカでは日頃から
サラダが食べられていると言う点に気付きます。
そして、そのサラダにはマヨネーズがかかっていることにも注目しました。
マヨネーズはとにかく美味しいし、しかも栄養がある。
中島さんはこのマヨネーズの魅力に強く惹かれ
日本に帰ったら、あのマヨネーズの2倍の卵黄が入った栄養価の高いマヨネーズを作ろう、
そして、日本人の体格をもっと力強くすることに貢献しようと考えました。
それから時はまたちょっとワープして、
舞台は関東大震災後の日本に移ります。
関東大震災の復興をきっかけに、
日本には西洋文化が急速に流れ込んできました。
そしてその時流を見て中島さんは思いました。
「やるなら今しかねえ」と。
西洋文化が広く受け入れられてきた今こそ好機!
1925年、ついに日本初のマヨネーズである
「キューピーマヨネーズ」が爆誕したのです!
いや~俺がこうしてマヨネーズを味わえて、しかも強靭で健やかな肉体に育つことが出来たのも中島さんがいたからなんだな~。感謝してもし切れないね。
強靭…?
このキューピーマヨネーズ、
当初は馴染みがなかったため整髪料などと間違えられ、
髪に塗ってしまったと言う方もいたそうです。
しかし、1941年頃にはすっかり大衆に普及し、
年間約500トンも出荷されるようになったんだそうな。
サンキューキューピーフォーエバー。
マヨネーズは常温で保存しても大丈夫?
マヨネーズの歴史に関してはひとまず終わりにして、
次はマヨネーズの知られざるパワーについてご紹介します。
実はマヨネーズはただ美味しすぎる調味料なだけではありません。
未開封なら常温でも10~12カ月の保存が効くくらい高い殺菌力があるのです。
しかも一般的な市販のマヨネーズには、保存料や防腐剤は使用されておりません。
そうした化学物質無しで10~12カ月というのは
驚異としかいいようがありませんよね!
美味しい上に保存も効くとは…最強かよ
こいつに勝てる調味料なんて存在するのか…。
マヨネーズの高い殺菌作用の秘密は、マヨネーズを構成している素材にあります。
マヨネーズの主な原料と言えば
・卵
・油
・酢
・塩
などですが、
・油→そもそも腐らない
・酢→殺菌作用がある
・塩→菌の繁殖を抑える作用がある
と、卵以外はもはや菌に対する嫌がらせとも言えるラインナップ。
とても細菌が生きていける環境ではないのです。
実際にマヨネーズにサルモネラ菌や
O-157などの食中毒菌を添加してみるという実験でも、
何と1日~数日のうちにほぼ菌が死滅したそうです。
マヨネーズの分離に注意!
美味しくて保存料もないのに保存が効いてしまうという
完全無欠の最強調味料のマヨネーズですが、
一つ注意しなくてはいけないことがあります。
それは、分離してしまうと殺菌力が落ちてしまう事です。
と言うのも、マヨネーズの高い殺菌力というのは
あくまで全ての素材が万遍なく混ざり合った
乳化状態だからこそ発揮されるからです。
素材達のチームワークあってこその殺菌力ということか。
そして、この乳化が解けて分離してしまう条件というのが、
・30度以上の温度に長時間晒された時
・10度以下の温度に晒された時
とのこと。
つまり、マヨネーズを冷蔵庫で保存するのは
実は逆効果になってしまう可能性があります。
30度以上と10度以下がダメとなると、夏場はちょっと殺菌力を保つのが難しいってことか…。
冷蔵庫の温度調整や入れる場所を変えたりして上手くやり繰りするしかないかな~。
マヨネーズを冷蔵庫で保存する時は、
あまり冷えすぎない野菜室あたりが丁度よいかもしれませんね。
海外で大人気のキューピーマヨネーズ
最後に、日本で生まれたキューピーマヨネーズの海外人気についてお話します。
実は日本のキューピーマヨネーズは国内はもちろんのこと、
海外の方からも絶大な支持を得ているようです。
キューピーマヨネーズを使った海外の方々の反応を見てみると
・もう普通のマヨネーズに戻れない体になった。
・キューピーは普通のマヨとは別物。
・とりあえず何にでもかけとけば美味さがアップする。
・Amazonの欲しい物リストにキューピーを常にいれてる。
・うちには常に予備のキューピーがあるぜ。
などなど、絶賛の声が数多く見られます。
何故こんなにも絶賛されているのかと言うと、
キューピーマヨネーズの製法に秘密があるようです。
キューピーマヨネーズは海外のマヨネーズと違って
・水を使わない
・卵は卵黄だけを使用している
・酢はリンゴ酢を使用
・海外と違って砂糖などを入れない
と言った特徴があるようです。
こうしたこだわりの製法が海外でも人気となる美味しさの秘訣なんでしょうね!
キューピーマヨネーズは本当に日本の誇りですなぁ。
醤油とかに並んで、もう日本代表調味料と言っても過言じゃないかもな。
キューピーさんにはこれからも、
美味しいマヨネーズを末永く製造し続けてもらいたいと思います。
それじゃ、今回はこのへんで終わり!俺はマヨネーズ飲みながら寝ます!