ムシャムシャ ああああ美味い!びゃあああ美味いいいい! ムシャムシャ
どうしたマ〇オさんみたいな声出して?何食べてるんだ?
ホットドッグ。ホットドッグって美味いよね。タイムマシン作ってホットドッグ考えた人にお礼言いに行きたいくらいだわ。
ところで、ホットドッグって何でホットドッグって名前なんだろうな?
…犬の肉…とかじゃないよな。
そんな猟奇的なわけねーべ…。
じゃあ、元々は犬の餌だったとか?
犬にこんな手の込んだもの作って食わせるかなぁ?
謎は深まるばかりだから、今回はホットドッグについての雑学を紹介していきます。
あなたはホットドッグ好きですか?俺は大好きです。
ケチャップの酸味とマスタードのピリッとした辛さ、
そして柔らかいパンと噛めば肉汁が溢れるソーセージ…。
これらが織りなすコンビネーションはいつも俺を幸せな気分にしてくれます。
しかし、冒頭でもお話しましたが、
ホットドッグって何故ホットドッグって名前なのか?
一度は気になったことがあると言う方も多いのではないでしょうか?
もし「元々は犬の肉が使われてたんだよ~」
何て言われた日には犬に申し訳なくて食べれなくなってしまうかもしれません。
今回はそうした点の真偽を定かにするという意味も込めて、
ホットドッグの由来や歴史などなどについて調べ、
ご紹介していきたいと思います。
ホットドッグはどんな食べ物?
「ホットドッグってどんな食べ物なのか分からない」
という方はあんまりいないと思いますが、
とりあえず最初はホットドッグについての基本情報について
ご紹介していきたいと思います。
ホットドッグとは、温めたソーセージを細長いパンに挟み、
そこにケチャップやマスタードなどをかけた食べ物で、
分類的にはサンドイッチの仲間です。
また、
・オニオン
・ピクルス
・チリソース
・チーズ
などなど、様々なトッピングがあり、
自分好みにカスタマイズして食べれるのも魅力です。
好き嫌いが結構分かれるけど、ピクルスってカリカリっとしてて美味しいよね。
オニオンのシャキシャキした感じも好きだな~。
ちなみに、コンビニのホットスナックコーナーによくある、
串に刺さったソーセージの周りに小麦粉で作った衣をつけ、
油で揚げたものは「アメリカンドッグ」です。
ホットドッグとアメリカンドッグ、
混同してしまうという方もいますので、
もしあなたがそうならこの機会に覚えておきましょう!
ちなみにこれも雑学ですが、俺はアメリカンドッグも好きです。
本当に使い道がない知識過ぎるな。
ホットドッグの歴史:実はアメリカが発祥じゃない?
ホットドッグと言うと、
「アメリカでよく食べられている食べ物だよね?」
というイメージがありますよね。
しかし、実はホットドッグは元々はアメリカ人が開発したものではなく、
19世紀頃にドイツからの移民さんが伝えた物だったそうです。
元々ホットドッグは、パンにソーセージを挟んだものではなく、
長いソーセージそのものを指す言葉だったそうです。
ちなみにこの種のソーセージの正式な名前は、
俺達にも馴染み深いフランクフルトです。
最初はパンにソーセージを挟んで提供していたわけではなく、
温めたソーセージ単品を売っていたのですが、
熱々のソーセージを食べるのには手袋が必要で、
ソーセージを売る際は手袋も貸し出していました。
しかし、この手袋をそのまま持ち帰ってしまうお客さんが多く、
何とか手袋を貸さずに食べれるように出来ないか?
と考えた結果、パンにソーセージを挟んで提供するというスタイルになったそうです。
手袋を持ち帰るお客さんがいなかったら、俺は今のこの形のホットドッグを食べることは出来なかったのかもしれないな…感謝しなくては。
ちなみに、このパンにソーセージを挟むというスタイルを考えたのは、
ハリー・M・スティーヴンスという男性の方だそうで、
最初はこのパンにソーセージを挟んだものを「レッドホット」と呼んでいたそうです。
ホットドッグの名前の由来
ここまでの歴史を見てみると、
別にホットドッグには犬要素は無いように思えます。
しかし、ある漫画を元にレッドホットはホットドッグとして周知されていきます。
1903年。スポーツマンガ家として有名だったT・A・ドルガンさんが、
このパンの中に挟まれたソーセージをダックスフントに見立てた漫画を描きました。
そして、これをホットドッグと名付けたのです。
ダックスフントは皆さんご存知の通りあの胴長の犬のことです。
長いソーセージを胴長のダックスフントに見立てたという事でしょう。
そしてこれがまた大流行し、元レッドホット、
つまり今のホットドッグの売れ行きは大幅に増加しました!
そのお陰でホットドッグと呼ばれるようになったわけですね。
ただし、このレッドホットを犬に見立てた漫画の影響で、
「ホットドッグ=犬の肉を使っている」という都市伝説も生まれたそうです。
じゃあホットドッグには犬の肉が使われてるわけじゃないのか。あ~安心した。 ムシャムシャ
これで憂いなくホットドッグを食うのに専念出来るな。
びゃあああ美味いいいい!!!
ホットドッグは
・ファストフードとして
・貧しい人々でも手軽に食べられるものとして
・野球観戦などのお供として
様々な場面で皆に愛されるアメリカの国民食になっていきましたとさ。
ホットドッグの早食い選手権もある
ドイツ移民からもたらされたフランクフルト、
そして手袋持ち逃げ問題から生じたパンに挟むアイディア、
レッドホットを犬に見立てた漫画…。
様々な偶然の重なりによって生まれたホットドッグは
今日まで世界中の多くの方々に愛され、親しまれています。
そして、中にはこのホットドッグの早食い選手権も開催されています。
有名な所で言うならアメリカで毎年行われている
「ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権」がそれにあたります。
このネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権の起源は何と1916年と古く、
アメリカを中心にホットドックのチェーン店を展開する企業「ネイサンズ」の
1号店で開催されたのが始まりなんだそうです。
このネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権では、
我々日本人もかなりの好成績を残しています。
何と1996年から2006年までの大会では、
1999年を除いて優勝者は全て日本人!
しかも、2000年の大会では上位3名を
全て日本人で独占するという快挙も成し遂げています。
我々日本人のホットドッグ愛も本場アメリカに負けていないという事ですね!
俺も負けちゃいられねぇ…。海人代表としてホットドッグ愛の深さを世界にアピールしに行かなくては。
そもそも人じゃないから海人でもないけどな。
まとめ:ホットドッグが犬の肉じゃなくてホットしたわ
普段何気なく食べていたホットドッグ。
犬の肉とかが使われているわけではなく、
犬に見立てた漫画が名前の由来だったと知って安心しました。
本場アメリカにはホッドッグを提供している屋台や飲食店が非常に多く、
ホットドッグ激戦区と言われるほどだそうです。
もしアメリカに行く機会があれば、
本場の味を是非食べてみたいと思います。
まずは海を渡ってアメリカに行くか。泳いで。
こういう時だけは行動的なんだな~。