なべざらし

チーズが怖い…いや、どっちかといえば意味不明な行動をする人間が怖い…!

さぼすけ

追い込まれると皆そうなるって!

なべざらし

いや、食べられなくなるまで放置してたチーズがもったいなくて…。

さぼすけ

そっちか

 

歴史に残る大戦(!?)

 

またまた世界の珍事件(!?)

 

1841年の8月、ウルグアイ艦隊とアルゼンチン艦隊は一進一退の攻防を繰り広げていました。どちらも必死で一歩も譲れません。

今回は、そんな緊迫した状況から生まれた、少し間の抜けるような出来事ご紹介します。

あれ弾なくね?

 

この時、ジョン・コウ海軍大尉が率いるウルグアイ艦隊はある異変に気が付きました。

 

「あれ? 俺らの軍、弾なくね?」

 

そう、自軍が使っていた大砲の弾がほとんど無くなっていることに気が付きました。

 

戦場では常に物資の不足がつきまといます。

しかも、大砲の弾が無くなるということは、もう戦えなくなるということなので、まさに弾切れは命取り!

 

だって弾がなかったんだもん

 

相手の様子がおかしいと感じたアルゼンチン艦隊は、今がチャンスとばかりに距離を一気に詰めてきました。

そしてまもなく射程距離に到達しようとした、まさにその時。

 

もうしょうがない!固くなって食べられなくなったチーズを大砲でぶっぱなせ!

 

コウ大尉はそのように部下に指示を出しました。

そして、次々とウルグアイ戦艦からアルゼンチン戦艦に向けて「硬いチーズ」がぶっ放されました。

 

結果は?

 

得体のしれないものが次々にとんできたので、アルゼンチン艦隊は大パニックに。

 

そりゃあそうだ…。

臭いチーズの匂いのする「砲弾のようなもの」がとんできたら、俺ですらパニックになる自信がありますから。

 

その結果、アルゼンチン艦隊は一目散に退却。

敵に攻めこまれることなく、追い払うことに成功したのでした。

 

なんというか、完全に、

「ヤケクソ」

ですよね。

 

追い込まれた人間のパワーって凄いんだなーと素直に感心させられました。

 

もう1つ、面白い「戦術(!?)」で勝利した軍隊の例をご紹介します。

 

古代エジプト人VSペルシャ帝国

 

その昔、古代エジプト人とペルシャ帝国で戦争がありました。

 

ペルシャ帝国は次々と隣国を攻め落とし、ついにはエジプトにまで手が及びました。

 

ところが、エジプト人もかなり手強い。一進一退の攻防が続きます。

そこで、ペルシャ帝国のカンビュセス王はエジプト人の「ある弱点」を見つけ出します。

だって猫が可愛かったんだもん

 

エジプト人の弱点とは、

「猫が好きすぎたこと」

だったのです。

 

どういうこと!?と思った人もいるかもしれません。

 

カンビュセス王は自軍の軍隊に、

「猫を人質にして進軍しろ」

と命令します。

 

進軍する兵士が皆、猫を抱えているというシュールな映像ですね。

エジプト人は攻撃することが出来ません。

 

それもそのはず、エジプトの人々は猫を大事にし、猫を崇拝していました。

猫を傷つけたりいじめたりすると、思い罰を与えられていたのです。

 

そのような習慣があったため、エジプト人は猫を攻撃しないようにしつつ相手と戦わなければならなくなりました。

 

ペルシャ軍「ほらほら! 猫がどうなってもいいのか~?」

ねこ「にゃー」

エジプト「くっ…卑怯者!」

 

といった感じで、圧倒的に不利な状況を強いられたのです。

その結果、エジプト軍は陥落、ついには降伏することになったのでした。

 

いやー…現代にも「ねこ好き」な人々は大勢いるけど、当時はそんなレベルじゃなかったということですかね。

「好き」というよりも「崇拝する」ですからね…。

 

結論:チーズは美味しい

 

今回の話をまとめると…

 

・チーズを大砲でぶっ放して勝利したのはウルグアイ艦隊

・エジプト軍はかつて猫を人質にとられて負けたことがある

といった感じになります。

 

なんというか…

「どちらも共感出来るような出来ないような不思議な感覚」

ですね。

 

当時としては命が掛かっていたため「必死」だったんでしょうけど、現代になって見てみると少しおかしい気がしますね。

 

でも、追い込まれた時の人間のパワー?を知ることが出来たので、今回の雑学も勉強になりました。

さて、さけるチーズコンビニで買ってくるかな。