なべざらし

ハチミツって美味しいよね。

さぼすけ

ん? まあな。

なべざらし

今回の内容を聞けば、もっとハチミツに対して感謝の気持ちが湧いてくると思うよ。

さぼすけ

あ、ああ(なんだコイツ)

 

生涯の蜂の活躍について

突然ですがハチミツは好きですか?俺は好きです。

でも、一度に食べ過ぎると「甘すぎる」ので、少しずつちまちま舐めるほうが好きです。ああ、どうでもいいですか。

 

今回は「ハチミツって美味しいけど、1瓶集めるのにどれだけのハチが必要なんだろう」という疑問が湧いてきたので調べてみることにしました。

蜂の寿命は?

まず、ミツバチの寿命について調べてみました。

 

冬場は6ヶ月ほど生きられますが、花が咲き始めて自ら蜜を求めて飛び回る時期になると約5週間ほどしか生きられません。

 

短いですね…。やっぱり冬と違い活発に動き回る分エネルギーの消費がものすごいんでしょうね。

嬢王蜂になると最大で8年も生きるらしいのですが、こちらは蜜を集めているわけでは無さそうですね。

 

生きている間に集めてくる蜜の量は?

一般的には働き蜂と呼ばれる蜂たちが、日々頑張って蜜を集めています。

 

彼らは約5習慣の間にだいたい5グラムほどの蜜を集めてくると言われています。

つまり、500グラムの瓶をハチミツで一杯にするためには、ミツバチが100匹で5週間ほどかかるというわけですね。

 

しかし、ハチミツは凝縮する

 

しかし、ここで安心することは出来ません。

 

ミツバチたちが命がけで持ち帰った蜜は、貯蔵庫に保管しておく間に、どんどん凝縮してしまいます。

元の量から大体4分の1まで縮むと言われています。これは可哀想だ…。

 

蜂1「あれ!? 蜜が4分の1くらいになってるんだけど!」

蜂2「だれだ! 蜜の4分の3くらい持ちだした蜂は!!!」

蜂3「探しだせ! そして蜜の4分の3を取り返せ!」

 

といった喧嘩も起こる可能性があるわけですね。ねーよ。

ということは、頑張って500グラム溜めたとしても125グラムほどに減ってしまうわけです。

 

 

つまり500グラムの瓶を一杯にするためには、どれくらいの量が必要になるの?

 

よく分からなくなってきたので、話を整理しましょう。

 

  • 1匹の蜂の寿命は5週間
  • 1匹の蜂が生涯集めてくる蜜の量は5グラム
  • 集めたハチミツは4分の1の量に減ってしまう
  • 最終的には500グラム欲しい

 

つまり、500グラムの4倍の量、2000グラムを集めなければならないということですね。

これには400匹のハチが必要になります。

400匹の蜂が5週間頑張って集めた結果、ようやく1つの瓶がいっぱいになるわけですね。

 

ハチミツの歴史は長い!

エバ・クレーンさんという人の研究によれば、一万年前には人類によるハチミツの採集が始まっていたそうです。

 

もちろん、このころは野生のミツバチの巣から採集していました。

そして人類は「蜂を育てて蜜を貰う」という養蜂方法を見つけます。

 

エジプトではおよそ5000年前には粘土製の感情の巣箱を使って蜂を育てていたみたいです。

「はちみつの歴史は人類の歴史」

なんて言葉を聞きますが、まさにその通りだったんですね。

 

結論:500グラムのハチミツの瓶には、400匹のミツバチの命が入っている

ミツバチもあんなに小さい体でよくやりますよねー。

 

500グラムっていったら、結構な量じゃないですか。

毎日せっせと働くミツバチの姿が頭のなかに浮かびます。ええ、ホントですよ。

 

今回のまとめは、

 

・ミツバチの寿命は約5週間

・その間に集めてくる蜜の量は5グラム

・しかし、集めてきた蜜は4分の1の量に凝縮される

 

といった感じです。

 

「こんなに頑張ったのにたったこれだけ!?」

「こんなに小さい体であの量を集めてくるの!?」

 

色んな感想があると思います。俺は花から採れる蜜の量ってかなり少ないだろうなーと思っていたので、後者の感想でしたね。

まさに継続は力なり。

さて、寝てきまーす。睡眠も継続継続。