なべざらし

イカの墨とタコの墨の違いって知ってる?

さぼすけ

うーん、どちらも同じなんじゃねえの?

なべざらし

違うんだよなー。イカは身代わりの術、タコは煙幕なんだよなー。ニンニン。

さぼすけ

サッパリ分からないからね。 

 

 

イカスミとタコスミの違いは?

 

イカとタコ、どちらも海の軟体生物代表の二大巨塔と言ってもいい存在ですが、彼らはヤバイ時などには海中で墨を吐くことで有名ですよね。

 

あれは「自分の身を守る」という目的は両者とも一緒なのですが、墨の使い方がお互いに少し違うんです。

そんな感じで、今回も知っててどうするの?と言われそうな「どうでもいいような知識」を調べてみました。

 

なべざらし

何かアレだよ。女の子とデートとかしてて話題が尽きた時とかに話せばきっと役に立つかもしれんよ?

さぼすけ

話題が途切れた時に唐突に「そういえばイカのスミって実はさ~」みたいな感じでイカスミやタコスミの話をし始めるのも何だか変な感じだけどな。

 

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タコは煙幕!

 

タコスミは一言で言うと「煙幕」です。めくらましということですね。

 

襲われそうになった時に自分の周りに「ピュー」っとスミを吹きかけます。すると相手は…

「き、貴様! どこに隠れやがった! 目が見えねぇ! ク○ッタレ!」

となるわけです。

 

彼らの狙いは「とにかく相手の視界を奪うこと」です。

そのため、海中で広がりやすくするためにサラサラとしたスミをはきます。

 

忍者モノの時代劇やゲームなどでも煙幕が使われる場面を見かけますが、まさにタコは煙幕を使う忍者だったのです。タコかっこいい。

 

なべざらし

タコは海の賢者とも言われているらしく、それに見合った知的な戦法を取ってくるということだな。俺も海でシャチに襲われた時のために目くらましの煙幕玉みたいなのを常備しておいた方がいいかもしれんね。

さぼすけ

シャチはエコーロケーションと言って音の反響を感じ取って周りのものの位置を感知する能力があるから無理なんじゃねーかな?

なべざらし

そういえばそうだった…どんな生き物なんだよあいつら…。

さぼすけ

しかも群れで狩りをする。

なべざらし

なべざらしに逃げ場なし…。

 

イカは身代わりの術

 

一方、イカスミは、

「その場にベトベトしたスミをはいて、自分の身代わりを作る

といった使われ方をします。

 

彼らの目的は「自分の身代わり(スミ)を相手に食べさせることにより、その隙に自分は逃げる」

といった感じです。

 

煙幕もカッコイイですが、身代わりの術も捨てがたいですよね。

 

これも忍者モノの映画やゲームでよく見られます。

「はは! これでトドメだ!」

「ば、ばかな! 身代わりの術だと!?」

 

このピンチから一気に逆転するようなシュチュエーションたまりませんね。

忍者ごっことかした世代なら、きっと分かってくれると思います。

 

なべざらし

忍者の変わり身の術ってカッコよくてテンション上がるよね。トドメを刺された…という絶望感から実は丸太でした~!っていう安心感に心が移っていく感じがなんとも言えん。

さぼすけ

でも変わり身の術って、どうやって丸太を持ち運んでんのとか、どうやって一瞬で別の場所に移動したのとか、色々疑問が残る術だよな。まあそんなこと言ったら忍術なんて大抵疑問の塊になるが。

なべざらし

カッコよければいいんだよ。細けーことは気にすんな。

 

なぜ、イカスミやタコスミは美味しいのか?

 

イカスミって美味しいですよね。見た目はちょっと癖がありますが、俺は好きです。

あれにもしっかりと「美味しい理由」があります。

 

イカスミにはたくさんの「アミノ酸」が含まれる

 

イカスミには出汁などでよくみられる「旨味成分」の元となる「アミノ酸」が大量に含まれます。

 

タコスミにも同じように「アミノ酸」がたくさん含まれていますが、イカと比べて一匹からとれる「スミの量」が少なく、コストがかかってしまうので、世の中にはイカスミが多く流通しています。

 

このアミノ酸はタンパク質が分解されたものです。

タンパク質は生物が生きていく上でも重要な栄養素となるので、体が常に求めているので「美味しい」と感じます。

 

スミは単に「目眩まし」だけが目的で使われているのではなく、スミを相手に食べさせることによって、その隙に逃げ出すという使い方もしているんですね。

トカゲの尻尾きりみたいな感じでしょうか? ちょっと違うか。

 

なべざらし

俺は思った。お腹が空いたらイカを驚かせることによってスミを吐かせ、そのスミを食べれば比較的安全に美味しいものにありつけるのではないかと。

さぼすけ

イカスミばっか食べてる人生というのもそれはそれで味気ないような気がするけどな。ていうかイカさんに迷惑だからやめとけ。

 

イカスミを使った料理って何があるの?

 

イカスミは美味しいし量も取れるので、よく食材として料理に使われることもあります。

 

では、実際にどんな料理に使われるのかと言うと

 

  • パスタ
  • チャーハン
  • パエリア
  • リゾット

 

などに使われることがけっこうありますよね。

(特にイカスミのパスタとかは有名ではないかと思います。)

 

また、この他にもカレーに入れてみたり、パンを作る時に混ぜてみたり、クッキーなどに混ぜてみたり…。元々が液体なので割と色んな料理を作る時に簡単に混ぜることが可能というのもイカスミの強みですね。

 

ただし、イカスミは食べると歯が黒くなること、服などにつくと中々落ちないことなどが欠点と言えば欠点になります。食べる時は歯が黒くなっても良いという覚悟と服につけないように細心の注意を持って食しましょう。

 

なべざらし

なお、噛まずに飲むという食べ方をすることで歯が黒くなることを防ぐことが出来ます。

さぼすけ

誰が実践出来るんだその食い方は…。

 

じゃあ、深海の真っ暗闇のイカはどうやって身代わりの術を使ってるの?

 

そこで疑問に思うことがあります。

 

「深海にもイカは住んでるよね。彼らって暗い海中でスミをはいても相手に見えないんじゃないの?」

その通りです。

深海は何も見えません。

 

そこで、深海に住んでいるイカは次のような進化を遂げました。

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深海に潜ったら暗かったので、とりあえずキラキラしたスミを吐くことにした

 

はい、彼らは深海に潜ってみる、という発想までは良かったのですが、深海が真っ暗闇だということは当時(!?)予測していませんでした。そこで彼らの導き出した結論は、

 

「まぁ、とりあえずキラキラしたスミはいとくわ?何か問題でもある?」

ということでした。

 

うん、シンプルだけど大体あたってるね。

 

そして彼らはスミの中に蛍光を発する「色素化合物」を混ぜたり、発光細菌を混ぜたりした結果、

見事に浅い海に住むイカ同様に、スミを身代わりの術として使うことが出来るようになったのです。

 

いや、本当にすげーわ。有言実行じゃん。俺が勝手にイカに喋らせただけだけど。

ちなみにギンオビイカなどが、キラキラしたスミを日常的に使っています。

 

結論:イカとタコは凄かった

知れば知るほど彼らの凄さには脱帽してしまいますね。

 

今回のまとめは、

・イカのスミは身代わりの術、タコのスミは煙幕

・深海のイカはスミをキラキラ光らせることで身代わりの術を使っている

・スミが美味しい理由はタンパク質が分解された「アミノ酸」が理由

 

昔から「忍者龍剣伝」やら「天誅」といった忍者ゲームをプレイしていた身としては、本当に忍者って憧れの存在みたいなもんなんですよね。

 

ちょっと昔の忍者ごっことかを思い出して懐かしい気持ちになったと同時に、イカとタコをリスペクトし始めている自分がいました。

さて、今日はイカステーキを食べようかな!

じゃあね!