なべざらし

今回は「牛が草しか食べていなのに太る理由」を調べてみたよ。

さぼすけ

どうでもいいことばっかり調べて…

なべざらし

いや、最近少し太り気味でね。じゃあ「野菜しか食べなければいいんじゃないの?」と思ったんだけど、それと同時に「野菜ばっかり食べて牛みたいに太ったらどうしよう」とも考えたわけなんだよね。

さぼすけ

なるほど。んで、結果はどうなったんだ?

なべざらし

この文章を読んでいる人間のあなた。あなたは大丈夫、野菜を食べても太ることはない。ただし、牛のあなた。野菜の食べ過ぎは太るからね。

さぼすけ

というわけで牛さんは気をつけてくださいねー…って、牛が見てるわけねーだろ! 

 

草しか食べていない牛の体が丈夫な理由

 

これは何気に疑問に思っていた人もいるんじゃないんですかね。

牛って結構丈夫な体つきをしているわりに、草だけモシャモシャしてるじゃないですか。

 

「おかず無しでよく食べられるなー」とか「たまには他の食べ物が欲しくならないのかな」とか、色んな疑問が浮かんできたのですが、

まず第一に思ったことは「むしろ栄養が偏ってしまうんじゃないの?」ということでした。

というわけで、俺を含む、そんな疑問をもった方々のために、今回も調べてみました。

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ちなみに牛の平均体重ってどんくらいなのか?

牛はデカい!デカイが、一体具体的にどんくらいのフィジカルなのかは分からん…。という人も多いのではないかと思いますのでしっかりそこも調べて来ましたよ!

 

例えば俺達もよく飲んでいる牛乳を出してくれるホルスタインなどは、生まれた時は40kgくらいですが、大人になる頃には600~700kgくらいになるそうです。

 

草だけしか食ってないのにこんなにデカくなるなんてヤバくない?てか生まれた時点で40kgもあるんだな牛って…。

 

なべざらし

ちなみにアザラシは60kgくらいのスモールサイズなものから、1tを超えるラージサイズなやつまで幅広くいます。

さぼすけ

アザラシの話はどうでもいいから牛の話を早くするんだよ!

「第一の胃」の中の微生物がタンパク質を作っているから

牛には胃袋が4つあり、その中の1つ目の胃袋に微生物が多く含まれます。

牛が草しか食べていないのに、栄養が偏らない理由は、「第一の胃」の中にいる微生物が栄養素を作りだしてくれるから、でした。いい仕事してますね。

 

人間はビタミンB郡やCなどは自力で食べ物から摂取しなければいけませんが、牛はそれらも微生物が作ってくれます。

しかし、ビタミンA、D、Eは食べ物から摂取しなければいけないため、農家さんはビタミン剤を与えていることが多いそうです。

なべざらし

牛も草ばかり食べているわけではなく、人間みたいにサプリメントで栄養を補っているというのはちょっと意外な事実ですな。

ちなみに、牛の胃や腸の中には1立方センチあたり100万(!?)もの微生物が居て、それらが食べた草をタンパク質に分解しています。微生物多すぎ!

さぼすけ

つまり牛にとって草を食べるというのは、実質肉を食ってるのと同じようなものってことか。

 

役目を終えた微生物が食べられちゃうって本当ですか…?

 

そして悲しいことに、その微生物くんたちも「牛が利用しやすい良質なタンパク質」となり、最終的には牛の胃袋に吸収されてしまいます。

えぇ…頑張ってタンパク質を分解したのに、最終的には体ごと吸収されてしまうんですか…?

 

まぁ、ようするに、

「食べられた時点で終わり」

ということなんですかね。自然界のルールは厳しいですね。なんかこう、「バットエンド」の物語を見ているようだよ。

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余談だけど2~4番目の胃は何やってんの?

先程牛には胃が4つあると言いました。

 

今回のお話にはあんま関係ないのですが、胃が4つあると言われて、「1つ目の胃はビタミンBとかCを作ってるんだぜ」と言われれば、「じゃあ残りの3つは何やってんのさ」と気になってしまうのが人情というものですよね。

 

というわけで、残りの3つの胃の機能についてもちょこっと解説していきたいと思います。

 

まずは2つ目の胃である「蜂の巣胃」について。蜂の巣胃は焼き肉とかでも出てくるハチノスに当たる部分です。

 

牛は反芻(はんすう)動物と言われており、一度食べたものを胃から再び口に送り返してもう一回モグモグするという反芻という行動を取る生き物なのですが、この蜂の巣胃はその反芻を行うために食べたものを口に送り返す役目を担っています。ポンプみたいな感じですかね。

 

一度食べたものをもう一回口でモグモグするというのは何だかちょっと気持ち悪い感じですが、食べたものをしっかりと消化・吸収するためには重要なんだそうです。

 

次は3番目の胃である「葉胃(ようい)」について。焼き肉で言うところのセンマイですね。

 

この葉胃は1と2の胃によって細かく発酵分解された食べものを、さらに細かく分解して4番目の胃に送る役目を持っています。

 

また、その際、水分は除去してから4番目の胃に送るそうです。フィルターみたいな機能ですね。

 

最後に4番目の胃である「しわ胃」について。焼き肉で言うところのギアラですね。

 

ここでは1~3までの胃によって細かく分解された食べものを消化し、小腸に送って栄養を吸収させるという仕事があります。ここにきてようやく人間の胃と同じような仕事をするあたり、草を消化・吸収するのって実はけっこう大変なのかも知れませんね。

 

ちなみに、1番目の胃は「ルーメン」と言い、焼き肉て言うところのミノに当たります。

 

なべざらし5

どの部位も大変美味しいので、焼き肉屋に行った時はぜひ注文しましょう!

さぼすけ

いつの間にか焼き肉の話になってるぞ!

 

1~3番目の胃、実は胃じゃない説

これも牛の胃に関する無駄知識になりますが、実は牛の1~3番目の胃というのは厳密に言えば胃じゃないんだそうです。

なべざらし

胃だと信じてたのに…嘘だと言ってくれ…。

 

実は、1~3番目の胃というのは元々胃ではなくて、食道が進化したものなんだとか。牛の胃の中で正統派の胃なのは最後の消化を担っている4番目の胃なんですね~。

さぼすけ

よくよく考えてみると、食べものの消化の仕事をしてるのって4番目だけで、1~3はその準備段階だから胃ではないってことか…。

 

人間は草だけでは栄養が不足する

 

牛の胃には消化を助けてくれる微生物がいますが、では人間の胃の中には消化を助けてくれる微生物は居るのでしょうか?

 

答えは「NO」でした。さすがに牛のようにはいかないみたいですね。

 

野菜が大好きで肉が嫌い!という方々も、健康のためにも少しは肉類を意識しないといけないってことですね。

 

でも、1つの食材しか食べないのは可哀想

 

うーん…1つの食材しか食べなくても生きていけるのは、こんな仕組みがあったからなんですね。

でも、俺は色んなものを食べて、たくさんの味を楽しみたいので、少し牛が可哀想にも思えました。楽で良さそうなんだけどね!

 

きっと牛の家族には、

子牛「また今日も草なのかよ~」

母牛「文句言わずに食べなさい!」

 

のような会話が無いんでしょうね。ある意味喧嘩が無くて幸せなのかも?

 

というわけで、今回のまとめは、

 

  • 牛は体内の微生物が必要な栄養素を作り出してくれるので、草しか食べなくても大丈夫
  • しかし、その微生物自身も最終的には「タンパク質」として吸収されてしまう
  • 人間は微生物がいないのでしっかりと色んな食材を食べないとダメ

こんな感じになります。

 

牛を調べていたつもりが、なんか微生物に同情をしてしまった。

 

じゃあ、寝よ。