今回はマッチとライターどっちが先に発明されたの!?という、正直どうでもいい疑問について調べてみたよ。

本当にどうでもいい情報だな!しかし、歴史絡みだから、知っておくだけでも「頭良さそう~物知り~」って言われるようになるぜ!たぶんな!

結論から言うと、ライターの方が先だったよ。凄いね。しかも日本人が開発したの。

いきなり結論か!
マッチとライターをそれぞれ開発した人物は?
マッチとライターは、ライターの方が先に出来たんです。ほんとにほんとです。
そして開発者も一度は聞いたことあるかもしれませんね。
ライターの開発者は日本人!
なんと、日本人なんです。驚きました?ああ、俺だけですか。
その偉大なる人物の名前は「平賀源内(ひらがげんない)」さんです。
日本のダヴィンチと呼ばれて、生活を便利にする様々なものを開発した奇才として有名です。
他にもたくさんの商品を開発
有名なのは「エレキテル」の開発です。
火花をバチっと散らせる静電気発生装置のことですね。
彼はこのエレキテルを見世物にして、大名や豪商などからたくさんの見物料をもらっていました。
発明だけじゃなくて、ビジネスまで一流だったんですね。
他にも、
・土用の丑の日にうなぎを食べよう、というキャッチコピーを考えた。
・日本で初めて西洋画を書いた。
・日本で初めて物産展を開催した。
・万歩計っぽいものも開発した。
など、彼の活躍を見ただけでも物凄い才能の持ち主だったことが分かります。
特に「土用の丑の日にうなぎを食べよう」というメッセージは、現代でもよく聞きますよね。
まさか、ライターを開発した人が考えた言葉だなんて思いもよりませんでしたよ。
うなぎの話をすると無性にお腹が空くので、この話題はこの辺にしておきます。
平賀源内がライターを開発したのは1772年
マッチが開発されたのは、1827年です。
イギリスの科学者ジョン・ウォーカーさんが円酸カリウムと硫化アンチモンを使用して、マッチというものを開発しました。
そしてライターが開発されたのは1772年になります。
火打ち石(こするとバチッと火花が散る石)にバネと小さなハンマーをくっつけて点火させて、モグサを燃やすというやり方でした。
持ち歩けるほどの大きさだったと言われているので、まさにライターの原型と呼んでもおかしくないですね。
ちなみに、現在流通しているライターの第一号は1906年にオーストラリアの科学者「カール・ヴェルスバッハ」さんにより開発されています。平賀源内のモグサライター(仮)が誕生してから約130年も後のことですね。
ヘビースモーカーだった?
誰よりもタバコを早く吸いたかったので、ライターを開発したんでしょうか。欲求のパワーは恐るべし。
ともあれ、世間一般的には、最初に不便なものが開発されて、その後に便利なものにとってかわられるというイメージがありますが、その常識を見事に覆しました。
しかし、晩年に近づくにつれて、才能があまりにも尖りすぎていたために、世間から「変わり者」として見られ、平賀源内自身も世間の人々を見下したような目で見ることが多くなったそうです。
なんか可愛そうですね。
マッチVSライターまとめ
・マッチが生まれたのは1827年。イギリスの科学者ジョン・ウォーカーさんが開発。
・ライターが開発されたのは1772年。平賀源内さんが開発。
・現在流通しているライター第一号は、1906年オーストラリアの科学者カール・ヴェルスバッハさんが開発。
・うなぎは美味しい。じゃなくて「土用の丑の日にうなぎをたべよう」のキャッチコピーを考えだしたもの平賀源内さん。
アニメやゲームにも平賀源内がモデルのキャラがいる
実は自分はアニメ「銀魂」に平賀源内のモデルになった人物が出てくるので、ぼんやりとは知っていました。
他にもソーシャルゲームなどでもぼちぼち見かけますね。
名前は知っていても、ここまで凄い人だとは思いませんでした。
俺も部屋でカタカタやってないで、何か人のためになるような発明にチャレンジしてみようかな。
さて、寝よ。