なべざらし

イカの墨とタコの墨の違いって知ってる?

さぼすけ

うーん、どちらも同じなんじゃねえの?

なべざらし

違うんだよなー。イカは身代わりの術、タコは煙幕なんだよなー。ニンニン。

さぼすけ

サッパリ分からないからね。 

 

 

イカスミとタコスミの違いは?

 

イカとタコ、どちらも海中で墨を吐くことで有名ですよね。

 

あれは「自分の身を守る」という目的は両者とも一緒なのですが、墨の使い方がお互いに少し違うんです。

そんな感じで、今回も知っててどうするの?と言われそうな「どうでもいいような知識」を調べてみました。

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タコは煙幕!

 

タコタコスミは一言で言うと「煙幕」です。めくらましということですね。

 

襲われそうになった時に自分の周りに「ピュー」っとスミを吹きかけます。すると相手は…

「き、貴様! どこに隠れやがった! 目が見えねぇ! ク○ッタレ!」

となるわけです。

 

彼らの狙いは「とにかく相手の視界を奪うこと」です。

そのため、海中で広がりやすくするためにサラサラとしたスミをはきます。

 

忍者モノの時代劇やゲームなどでも煙幕が使われる場面を見かけますが、まさにタコは煙幕を使う忍者だったのです。タコかっこいい。

 

イカは身代わりの術

 

イカの顔一方、イカスミは、

「その場にベトベトしたスミをはいて、自分の身代わりを作る

といった使われ方をします。

 

彼らの目的は「自分の身代わり(スミ)を相手に食べさせることにより、その隙に自分は逃げる」

といった感じです。

 

煙幕もカッコイイですが、身代わりの術も捨てがたいですよね。

 

これも忍者モノの映画やゲームでよく見られます。

「はは! これでトドメだ!」

「ば、ばかな! 身代わりの術だと!?」

 

このピンチから一気に逆転するようなシュチュエーションたまりませんね。

忍者ごっことかした世代なら、きっと分かってくれると思います。

 

なぜ、イカスミやタコスミは美味しいのか?

 

イカスミって美味しいですよね。見た目はちょっと癖がありますが、俺は好きです。

あれにもしっかりと「美味しい理由」があります。

 

イカスミにはたくさんの「アミノ酸」が含まれる

 

イカ墨イカスミには出汁などでよくみられる「旨味成分」の元となる「アミノ酸」が大量に含まれます。

 

タコスミにも同じように「アミノ酸」がたくさん含まれていますが、イカと比べて一匹からとれる「スミの量」が少なく、コストがかかってしまうので、世の中にはイカスミが多く流通しています。

 

このアミノ酸はタンパク質が分解されたものです。

タンパク質は生物が生きていく上でも重要な栄養素となるので、体が常に求めているので「美味しい」と感じます。

 

スミは単に「目眩まし」だけが目的で使われているのではなく、スミを相手に食べさせることによって、その隙に逃げ出すという使い方もしているんですね。

トカゲの尻尾きりみたいな感じでしょうか? ちょっと違うか。

 

じゃあ、深海の真っ暗闇のイカはどうやって身代わりの術を使ってるの?

 

そこで疑問に思うことがあります。

 

「深海にもイカは住んでるよね。彼らって暗い海中でスミをはいても相手に見えないんじゃないの?」

その通りです。

深海は何も見えません。

 

そこで、深海に住んでいるイカは次のような進化を遂げました。

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深海に潜ったら暗かったので、とりあえずキラキラしたスミを吐くことにした

 

はい、彼らは深海に潜ってみる、という発想までは良かったのですが、深海が真っ暗闇だということは当時(!?)予測していませんでした。そこで彼らの導き出した結論は、

 

「まぁ、とりあえずキラキラしたスミはいとくわ?何か問題でもある?」

ということでした。

 

うん、シンプルだけど大体あたってるね。

 

そして彼らはスミの中に蛍光を発する「色素化合物」を混ぜたり、発光細菌を混ぜたりした結果、

見事に浅い海に住むイカ同様に、スミを身代わりの術として使うことが出来るようになったのです。

 

いや、本当にすげーわ。有言実行じゃん。俺が勝手にイカに喋らせただけだけど。

ちなみにギンオビイカなどが、キラキラしたスミを日常的に使っています。

 

結論:イカとタコは凄かった

知れば知るほど彼らの凄さには脱帽してしまいますね。

 

今回のまとめは、

・イカのスミは身代わりの術、タコのスミは煙幕

・深海のイカはスミをキラキラ光らせることで身代わりの術を使っている

・スミが美味しい理由はタンパク質が分解された「アミノ酸」が理由

 

アザラシ?2昔から「忍者龍剣伝」やら「天誅」といった忍者ゲームをプレイしていた身としては、本当に忍者って憧れの存在みたいなもんなんですよね。

 

ちょっと昔の忍者ごっことかを思い出して懐かしい気持ちになったと同時に、イカとタコをリスペクトし始めている自分がいました。

さて、今日はイカステーキを食べようかな!

じゃあね!