さぼすけ君に価値のあるものを与えても豚に真珠だよね。
そうだな。お前に何を言っても「猫に経」だよな。
お前はあれだあれ!クジラに、えーとえーと!
無理すんな
豚に真珠と言う言葉があります。
「価値の分からない人に貴重な物を与えるな」
と言った意味で使われたりしますよね。
また、醜い姿の人を皮肉って使われることもアリます。ええ、何度か言われましたよ。
そんな「豚に真珠」ということわざですが、実は最初に使ったのはあの「イエス・キリスト」だったんです。
意外ですね…。
てっきり日本独自の風習から生まれたものだと思っていましたよ。
豚に真珠はキリストが言った言葉
豚に真珠と一緒に、犬に価値のあるものを与えるなとも言っています。
どっちも似たような意味ですからね。
これが書かれているのは「新約聖書」です。
その書物の中のマタイ伝第七章にこう書かれています。
犬に価値のあるものを与えてはいけない。
また、豚に真珠を投げつけてはいけない。
結局彼らは足で踏みつけた後に、投げつけたアナタに噛み付いて来るだろう。
Cast[Throw] not pearls before swine.
深いですね…。(最後に英文を載せてみたら歌の歌詞みたいになって笑った)
価値の分からない人は触れないで置いたほうが無難ととれます。
また、
価値のわからない人に、頑張って何かをしてあげようと思っても、
結局「相手からすれば迷惑」だと捉えられるかもしれないという見方もありますね。
これは考えすぎたかな(あちゃー)
他に豚の真珠に近い意味で使われる言葉
猫に小判
有名なものは「猫に小判」ですね。
猫に貴重なお金を渡してもばら撒かれて終わりです。
これは、「自制の利かない人にお金を与えるな」とも深読みできますね。
よく宝くじが当選した人が、その後転落するという話もあるので関係しているのかな?
犬に念仏猫に経
また、犬に念仏猫に経という言葉もあります。
これも、想像していると分かりやすいでうしょね。
頑張って伝えようとしたとしても
(=^・・^=)???
と、「?」を出されて終わります。それはそれで可愛いですが。
牛に説法馬に銭
豚、犬、猫に加えて牛と馬が出現してきました。
ここまで出てきた動物も、何だかんだ人間と身近な生き物何だなということがわかります。
人間が「皮肉った」ことわざに使っている動物が、人間の生活に切り離せないのも不思議な感じがします(哲学的)
ウサギに祭文
最後はウサギです。
たしかにウサギは常に何を考えているのか分からないところが可愛いですよね。
他にも「犬に論語」や「猫に石仏」など色んな表現がありますね。
でも、大体は先程紹介した動物に例えられています。
まとめ:深読みできちゃうな…
ただの言葉でも見方を変えてみると色んな場面が想像できたり、違う意味で捉えることができますね。
本当に言葉って不思議だな~。
余談ですが、僕はしょっちゅう「豚に真珠」といじられるので、褒め言葉に感じてきました(これはダメだろ)
今回のまとめは、
豚に真珠を作ったのは「イエス・キリスト」だった
他のたとえでは「犬に聖なるものを与えるな」と言っている
新約聖書のマタイ伝の第七章に書いてある
でした!
ことわざに興味を持ったので、色々と他の言葉のルーツも探ってみたくなりましたね。
でも眠くなってきたので昼寝してからにしよ。
明日頑張る。
じゃあね!