世界変顔選手権って1267年から行われているらしい…。
え? ってことは750年の歴史があるってこと?
これは本当に競技として広まっても良いと思うんだよね。
たしかに、その通りだな…。でも、伝統芸能が「変顔」ってどうなんだろうな。
世界には不思議な選手権が数多く存在します。
今回は、以前から何かと噂になっている「変顔選手権」についてご紹介します。
すでに嫌な予感がするんだが…。
変顔選手権の歴史について
実はこれ、とてもふざけているように見えるかもしれませんが、1267年から開催され続けている歴史ある大会だったのです。どんだけだよ!
日本では鎌倉時代ですね。世界では、あの「フビライ・ハン」が第三代ハンとなった頃です。
そんな時代に「変顔」で笑わせあっていた人たちがいたなんて…。平和でいいね。
1267年にエグルモンドという地元の領主が始めて、現在確認できる最も古い記録は、1852年に地元で発刊された新聞。
いやー、なんというか…笑いの力って偉大ですね。
世界変顔選手権の王者は?ルールは?賞金は?
変顔選手権王者「トミー・マティンソン」
現在、この大会には圧倒的な王者がいます。
その名も「トミー・マティンソン」さんです。
彼は父親も「世界変顔選手権」で優勝するほどの実力者で、小さい頃からそんな父の姿を追いかけてきたらしいです。サラブレットってやつですね。
そして、11歳の時にジュニアタイトルを始めて獲得しました。
信じられませんが、ジュニア、シニアと細かくレベルも分けられているくらいしっかりとした大会なんです。
トミー・マティンソンさんはジュニアだけではなく、シニアでもコツコツと優勝を重ねてきました。
現在、過去に「16回」もの優勝経験があります。(1986~87 1999~2008)
彼は「変顔は生まれながらの才能ではなく、努力して上達するもの」とインタビューに答えており、更に、
「顔を中央に引き寄せる技術が重要」
「表情をいかに劇的に変えるか」
が、最も重要なポイントと熱く語っていると言う。ここまでくると本当にリスペクトしちゃいますね…。
1つのことを突き詰めるって本当に素晴らしい。
賞金は?ルールは?
歴史ある大会ということで、賞金もなかなかの額です。
優勝者にはなんと…
1万ドルの賞金が与えられます! 大体100万円ちょっとですね。
チャンピオンは過去に16回も優勝したとのことなので、かなりの額を「変顔」で稼いだことに。恐ろしい…。
・面白おかしく化粧するのはダメ
・ボディーペイントもダメ
という、言われてみればなるほどな~と思ってしまいますね。
メイクでいくらでも面白くできたりするので、あくまでも「実力勝負」といった感じでしょうか。たしかに、これならチャンピオンが誇りにしているのも理解出来ます。
結果:何事も突き詰めると凄い
正直最初は野次馬みたいな気持ちで調べていたのですが、知れば知るほど「何かを極めた人」は凄いと関心させられました。
とにかく発言の1つ1つが重い!
「生まれつきではなく、努力した結果」
と語っている通り、優勝の影には想像を絶する努力があったんでしょう。
残念ながら、今年はのトミー・マティンソンさんの世界変顔選手権での成績は2位だったのですが、1位のゴードン・ブラックロックさんが優勝後のコメントで
「トミーがいる間に、この大会で勝てるなんて思ってもいなかったよ」
とコメントしているように、現地ではリスペクトされる存在なんだなと。
今回のまとめは、
・世界変顔選手権は1267年から続いている、歴史ある大会である
・もっとも古い記録では1852年の新聞がある
・トニー・マティンソンは過去16回優勝した経験がある
といった感じでした。
ちなみにお笑い芸人のワッキーもこの大会に出場するそうです。
ワッキーの変顔についてはこちらの記事をご覧ください。
笑いは人を幸せにするように、この人は本当に素晴らし才能があると思います!
羨ましい!
俺も「存在が面白い」って言われることあるよ。
え?馬鹿にされてる?
じゃあね!