黄色い声ってあるよね。あのウルサイの。
な、なんだよ急に。いきなり敵を作るような発言はやめろよ。
でも、黄色い声ってもともとは「耳障り」って意味で使われてたんだよ。
ほー…そうなのか。でもお前には関係ないだろ?
黄色い声の秘密とは
その単語を見るたびにこう思いませんでした?
「なんで声に色がついてんの?え?理由は色々? やかましいわ!」
こんなどうでもいいような疑問を解決するために「黄色い声」について調べてみました。
調べたところでキャーキャー言われることは無いんだけどな!!!!
時は江戸時代
はい、いきなり江戸時代にまで遡ってしまいました。
てっきり昭和あたりの漫画が起源だと思っていたのですが、どうやらそうじゃないみたいですね。
江戸時代には、声を色で表現するブームがありました。
当時の小説でも度々5色で声を表現するような描写があったと言われています。
黄色はその中の1つということですね。
起源は中国だった?
中国では昔から、
「タダ事ではない」
という意味を、
「黄」
という漢字で表現していました。
どちらかと言えば「耳障りなとき」に使われることのほうが多かったみたいですが「タダ事ではない」という表現だけが残るようになり、女性の甲高い声に意味が変わっていったと言われています。
なるほど。
好きな男を見て「キャーキャー」騒ぐのは「タダ事ではない」かもしれません。
しかし、全く関係のない男性がその場に居ると「耳障り」ということなんですかね?やかましいわっ!(涙目)
共感覚説というものがある
もう1つ説があります。
それは、人には共感覚と呼ばれる感覚があり「音や数字に色がついて見える」というものです。
1が赤、2が青、3が緑などなど。
この感覚は200人に1人の人が持っている感覚と言われており、優れた小説家や芸術家に多いそうです。
これに関しては「脳の中で関係のない物同士を結びつける力が優れているだろうと」脳科学の学者はコメントしています。
そのような方々が「女性の甲高い声」を聞いた時に、なぜか「黄色に聞こえる」ということから「黄色い声」と呼ばれるようになったという説があります。
でも、この場合だと海外では「イエローボイス」とか言われてるはずですよね…? やはり、中国起源説の方が、少し信ぴょう性が高い気がします。
共感覚もミステリアスで惹かれますけどね。
結論:俺には一生関係のない声
うん、黄色い声の起源を知ったところで、この聞ける人って本当に少ないんじゃ…。
ま、まぁこれでまた1つ賢くなったわけだしね!!
友達にも「黄色い声って中国が起源なんだぜ」って言えるようになったし、それでいいじゃない!
…まとめます……。
・黄色い声とは江戸時代から使われていた
・中国では昔から「タダ事ではない、耳障りなもの」を黄で表していた
・現在では「タダ事ではない」という意味だけが残った
こんな感じになります…。
あー、世の中から黄色い声がなくなればいいのに!黒い声バンザイ!!!!