スペインには牛と人間が戦う「闘牛」という文化があります。

闘牛士と呼ばれる、赤いヒラヒラした布「ムレータ」を持った人が、猛突進してくる牛を相手に戦うといった内容の見世物です。

実はあれ、闘牛は別に「赤色」に興奮しているわけではありません。

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牛が興奮しているのは色ではなく布

闘牛

牛は色を認識する力を持っていません。

人間やサルは色を見分けることが出来ますが、基本的には動物は「色」というものを識別できていないといわれています。なるほどな~。

 

なぜ牛が興奮しているのか

 

牛が興奮しているのはヒラヒラした布「ムレータ」の方です。

猫じゃらしをヒラヒラさせると猫がじゃれついてくるように、牛もヒラヒラした布に向かって突進してきているだけだったのです。

たしかに、うちにも猫がいるけど動くものに興味津々だからなぁ。そういう意味があったのか。

 

赤色にはどんな効果があるのか?

赤

以前の記事でも紹介しましたが、赤色には

・食欲が増す

・積極的に鳴る

・感情が高ぶる

・男性ホルモンが分泌される

といった心理効果があります。

 

つまり、牛が興奮するためではなく、観客や闘牛士が興奮するために赤色の布が使われているわけなんですね。

牛を興奮させていたつもりが、知らないうちに観客まで興奮していたとは…。恐るべき策略!

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闘牛に使われた牛のその後

肉

闘牛に使われた牛は、その後近くの解体場に運ばれて翌日の市場に並ぶか、その日のうちに近くのレストランで調理されます。

しかし、硬い肉なので現地の人からはあまり好まれないとか。主に観光客などに向けて出されているんでしょうね。

 

しかし、闘牛のショーには「本当に現代でもやる意味はあるのか?」と言う意見が多く、常に賛否両論となっているようです。

俺も闘牛の動画を見ましたが、5秒くらいで見るのをやめました。

でも、自分の代わりに肉を作ってくれている人が居るから、俺らは安心して肉を食べられるわけなので、完全に否定する訳にもいきませんね。しかし、ショーにしなくても…。とても複雑な気分です。

人間も命がけだ!と言われればなんともいえませんし、難しいです。

 

生き残る牛も

 

すべての牛が調理されているわけではありません。

ショーの最中に「この牛は勇敢な牛だ」と観客から判断された牛は、たくさんの声援と共に白いハンカチが振られます。

 

それは、

「その牛をどうか生かしておいてあげてくれ」

といった合図らしいのです。

 

美談なような違うような…。上手く言い表せないね!

無事に生き残った牛は、その後山間部にある山でのんびりとした余生を過ごすそうです。

そして、新たな「闘牛」を作るために頑張るのです。

 

結論:話が重くなった

 

牛が興奮しているのは色ではなく布!という話題だったはずが、そこそこ重い話題になってしまいました。

 

ショーに関してはいろんな人の意見があると思います。肯定する人も居ると思うし、否定する人も居るでしょう。

今後このショーがどのようにして残り続けていくのか気になるところです。

 

今回のまとめは、

・闘牛が興奮しているのは色ではなく布

・赤に興奮しているのは観客

・闘牛はその後調理される

といった感じでした!

 

乳牛として牧場に飼われている牛は幸せなのかなーと考えさせられる内容でした。

さて、牛乳飲んでこよう。

じゃあね!