くそー!密かに育ててたイチゴがツバメに食われたぜ! チクショー!
おお! お前がコツコツ何かをやるなんてすごいな! どうした!?
食べる日を心待ちにしてコツコツ育ててたのに! うぅ…
お前の食い意地は凄まじいパワーになるんだな。
イチゴをよ~く観察して見てみると
「つぶつぶ」
っとした種みたいなものが付いていますよね。
以前から
「イチゴってこんなに種があるのかー」
なんて感心していましたが、
実はアレ「種」じゃなかったんです。
そんなわけで、今回は
「イチゴの種っぽいヤツ」
について調べてみたいと思います。
実は果実だった? でも中身はスカスカ
本題に入る前に1つだけ自慢させてください。
密かに育て続けていたイチゴに実がなりました!
やったぜ!!
一人ぼっちの俺にも友達ができたぜ!!! ツバメに食われて1つ無くなったけどな!
……
…
だからなんだよ? お前もしかして、今回がイチゴの話題なのも、それが言いたかっただけなんじゃないのか?
さ、さて…さっそく本題に入りましょー!!!
実はイチゴについている「つぶつぶ」とした物体は
「種ではなく果実」です。
イチゴの果実(つぶつぶしたヤツ)は、
「痩果」と言われていて
「中身がスカスカの空洞な実」
なんですね。
ただし、中身がスカスカなだけの俺とは違って、
スカスカな実の中には小さな種が入っています。
でも、その為はとても小さいため、
目で見ることは難しいのです。
これがいわゆる「イチゴの種」になります。
ほえー不思議だな~。
じゃあ? 赤い部分は何なの?
この話を聞いて、真っ先に思い浮かぶのは
「じゃあ、イチゴの赤い部分は何なの?」
ということかもしれません。
あの赤い部分は
「めしべについていたものが変化(肥大化)したもの」
となります。
雌しべについている花托と呼ばれるところが大きくなった結果、
あの美味しそうなイチゴの形になるんです。
ゴチャゴチャしてきたのでまとめると、
俺が今まで種だと思っていた「つぶつぶ」は実で、
実だと思っていた部分は「雌しべについていた花托」
ということになります。
今まで美味しく食べていた部分は実じゃなかったのか…。
うーん…複雑な気分だ…。
まあ、美味しいから別にいいや!!
よく聞くトリビア~イチゴは野菜だった~
次に世間でよく耳にする?イチゴのトリビアに触れたいと思います。
と言っても、有名な話なので聞いたことがあるかもしれません。
実はイチゴは野菜なのだよ!
へー
実はイチゴは果物ではなく野菜なんですね。
またしても裏切られた…!
(と思ったのは俺だけかもしれない)
スーパーなどで売られているイチゴは果物として表記されている場合があります。
しかし、園芸などの研究している学会の報告によれば
「1年、2年しか育たない一年生や多年生の植物になる実は野菜」
「それ以上に育つ、永年性の樹木になる実は果物」
とされているそうです。
つまり、イチゴは樹木になるわけではないので
「野菜」
と言うことになるんですね。
なんだろう、勝手なイメージだけど
野菜…味の薄い物
果物…甘くてみずみずしい物
というイメージがあるんですよね。
なので、イチゴが野菜と言われると違和感があります。
まあ、美味しいからいいんだけどな!(二回目)
結論:美味しいから関係ない
まさか、俺が密かに育てていた相棒のイチゴから
二度も裏切られるとは思わなかったよ。
でもまあ、美味しいから関係ないよね。
イチゴ大好きだし別にいいや。
それにしても…
普段から動物の雑学に触れることが多いんだけど、
野菜の雑学も面白いな~。
やっぱ生物っていいね!と改めて思いましたとさ。
あと、どうでも良い話ですが、
育てたイチゴがツバメに食べられて困っています。
なんとかならないもんかなぁ。
家の外で育ててるのがダメなんでしょうかね。
その辺も後で詳しく調べてみようかな。
と言うわけで、今回は珍しく
「野菜の雑学」になりました。
次回はツバメでも調べてみようかな~。
そんなわけで、これにて失礼!