あのガキまじでうざいわー!アザラシだからってお昼寝中に写メとるなよな~!しかもツイッターにあげてるし!
それがお前の仕事なんだから我慢しなさい
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お前こそ有財餓鬼だな
面倒くさい子供を「ウザいガキだなぁ」と思う人も居るはずです。
俺の周りには人が居ないので、そもそも「ウザい」と思う対象すらいません。悲しい話ですね。
そんな俺の戯言はさておき、あの「うざいがき」とは、本来は仏教の「説話」が由来だったんです。
しかも、ウルサイ子供という意味で使われていたわけではなく、
欲深い守銭奴を表していました。
お金を沢山持っていながら、ケチケチしている人ですね。
今回はそんな「うざいがき?」について見ていきましょう。
有財餓鬼とは元々は仏教の説話
まず、ガキと言えば子供を思い浮かべますが、
本来「餓鬼」とは「地獄に落ちてしまった人」のことを表していました
よく昔話などでも地獄をウロウロしている人のお話がありますが
「まさにアレ」のことだったんですね。
そして、その餓鬼の中にも上下関係?というと誤解がありますが、
勝ち組と負け組というピラミッドが出来上がります。
嫌な話だな~
餓鬼の中にも「財産を持っている人」と「何もない人」がどんぐりの背比べではありますが存在するんです。
- 人の膿などのちょっとした財産を手に入れた餓鬼が「小財餓鬼」
- 人間の残飯などにありついた餓鬼を「多財餓鬼」
こんな感じで財産を手に入れた餓鬼を「有財餓鬼」と言います。
醜いなりにピラミッドの頂点にいる人達ですね。
このような例えから、有財餓鬼とは
「財産を持っていながら、欲深い人間」
を表す言葉として使われていました。
なんだか書いていて心が荒んできたな…。
人間の本質をついた言葉?
人がピラミッドを作りたがる特徴を「優位性」なんて呼んだりするそうですが、この話と通じている気がして恐ろしくなりましたね。
たしかに、どんな会社や組織でも派閥とか謎の風習がありますからね~。
恐ろしいわ…なんか分からないけどヒヤっとしましたよ(笑)
なんか人間界でも少ない財産を奪い合って喧嘩しあう人たちを想像してしまいました。何を想像してるんだ!
たぶん、人間の本質は昔と今でもそんなに変わっていないと思うので、
昔の人が考えた「人の本質をついた例え話」なのかもしれませんね。
本当に、昔の人が言っていることって凄いな~と考えさせられることが多いんです。
俺はアザラシでいたいので、餓鬼のように醜い争いはさけてのんびりと暮らしたいですね。
シャチくん、頼むから襲わないでな。
冗談抜きで怖かった
ただ四字熟語を調べていただけなのですが、凄い恐怖を感じました(笑)
これ「人間界にも普通に起こってることだよね」と気がついたからでしょうか?
次は楽しい話でも探そうかな…。
でも、明日は我が身ということを肝に銘じて、餓鬼にならないようにアザラシなりに気をつけてみたいと思います。
今回のまとめは、
うざいがき とは子供のことではない
地獄に落ちた人を餓鬼という
その中でも有財のある餓鬼を有財餓鬼と言った
こんな感じでした!
自分の意見は本文に散りばめてきたので、今回は早々と退場したいとも居ます、
では、また次回!
今度は楽しいお話でお会いしましょう!
じゃあね!