瞬間接着剤って便利だよね
実はアロンアルファにも様々な種類があるんだってさ
私生活においていろいろな場面で使用されている接着剤、ものすごく便利で重宝しますよね。
実は皆さんご存知のアロンアルファ、私たちが普段使用している用途とは別の使い方があったのです。
今回はそのアロンアルファについての雑学に触れてみたいと思います。
工業用と医療用がある
一般的にアロンアルファは、工業用として使われているものがイメージとしてはとても強いはず。
ですが、工業用と医療用の2種類があったのはご存知でしょうか。
工業用のアロンアルファ
1960年に東亞合成社が接着剤の研究を開始しました。
後の1963年初めて工業用としてのアロンアルファの販売を開始したそうです。
期間短くないですか?日本の技術おそるべし!
医療用のアロンアルファ
1965年、遂に医療用である接着剤であるアロンアルファA三共が発売されました。
その後国内では唯一といっていい医療用の接着剤として、厚生省からの認定を受ける事ができたのです。
よくこの短期間でこんな目覚ましい発展を遂げることができましたね、接着剤。すごいぞ接着剤!
アロンアルファはもともと医療器具
アロンアルファはもともと、戦争中に負傷した兵士たちの傷を接着するために応急処置で使用されていました。
といいますかそれが目的で開発されたのです。
ベトナム戦争等で重宝されていたそうで、戦場の医療現場では大活躍だったようです。
使い方には要注意
アロンアルファは応急処置に使う用途もあるというのは先に書いた通りです。
ですが工業用と医療用の二種類があるからには、工業用のアロンアルファで傷をふさぐというのはやめてください。
間違った使い方
では工業用のアロンアルファで接着した場合どうなるのか説明します。
とても簡単です。
傷口にばい菌等がある状態で工業用アロンアルファで接着すると、傷口にあるばい菌まで接着してしまいます。
結果どうなるかというと炎症などを起こしてしまい病院に行く羽目になってしまうことも…。
皆さん応急処置の際は適切な判断で行うようにしましょう!!
皮膚についてしまった場合
指なんかにくっついてしまったとき、誰でも一度はあるでしょう。そんな時は慌ててはいけません。
無理に剝がそうとすると皮膚が破けて怪我をしてしまいます。
そんなときは40℃位のお湯に手を付けてくっついた指同士で揉んでみましょう。
すると指から汗が出てきて剝がれやすくなるそうです。
お湯は桶に貯めて浸けるもよし、蛇口から直接でもよし、自分の好きなやり方でOK!
出来れば火傷しない42℃程度が好ましいですね。
結論:用法、用量は守りましょう
今回のまとめ
・アロンアルファはもともと医療用
・工業用と医療用の二種類がある
・使い方を間違えてはいけない
ということでなかなか勉強になりました。
いやぁ日本の技術すごいですよね!
逆にくっつきすげてしまって何かあったときにあたふたすることになっちゃうけど!
じゃあね!