俺は豚といえば可愛いイメージがあるのですが、世間ではどちらかといえば「汚い」といったマイナスイメージが多いような気がします。(違ったらごめんね!)

実際にも日本だけではなく海外でも「豚」は悪口として使われていることが多いようです。

しかし、戦国時代に「豚」と呼ばれた、勇ましい男が存在していました。

その名も「ぶたのすけ」

なべざらし

ぶたかわいいぶたかわいいぶたかわいい!!

さぼすけ

落ち着け! 

 

山形県を本拠地にしていた当時の武将「最上義光」は、力自慢の男を集めて重用していたと言います。

 

その中でも一番のちから持ちだった男を「ぶたのすけ」と呼び、可愛がっていました。

昔は「豚」といえば、強さの象徴みたいな感じだったんですね。やっぱり豚は凄いな~。

 

ぶたのすけは強かった

ぶたのすけの名前は本名は「高橋英国」と言いました。なんか普通ですね。

 

このお方は最上義光が可愛がっていた7人の力自慢のうちの1人でした。

 

あまりにも体が大きすぎたので、身の丈にあったサイズの防具が無かったのです。なので、普段は素肌で戦っていたといいます。いろんな意味でやばすぎだろ!

 

どれくらい大きかったかといえば、記録では7尺とも言われています。1尺30センチくらいなので2メートル10センチ!?

ほ、本当かなぁ…。当時としては規格外の大きさだったみたいですね。

 

更に体も太っていたため「豚の助」と皆から呼ばれるようになったといいます。

それを見た最上義光は「武太之助」と名前を改めさせたのでした。せめて、少しでもかっこよく見えるようにしたんですかね?

実際に豚は凄いやつ

 

豚は筋肉質

 

豚の体脂肪は15~18%くらいと言われています。食用にしている太らせている豚でもこのくらいなので、野生の豚になると13%ほどの体脂肪率になります。

 

人間で13%といえば、結構マッチョな部類ですよね…。

なので、残念ながら大抵の人間は豚よりも「体脂肪率が多い」ことになります。

 

豚はきれい好き

 

豚は「寝る場所」「トイレ」「食事場所」をきっちりと分けると言われています。かなりきれい好きなんですね。

なぜ汚いイメージがあるのかといえば、人間が狭い小屋でぎゅうぎゅう詰めにして育てているためです。豚は環境に適応する能力が優れているので、仕方がなく暮らしているといえます。

 

豚は賢い

豚は鏡を使うことの出来る数少ない動物と言われています。

 

鏡を頼りに、自分から見えない場所にあるエサを探すことが出来るんですね。あれ、頭良すぎじゃない?

また、名前も覚えるらしく、呼べばしっかりと返事をします。犬と同じように「おすわり」などのしつけも覚えることが出来ます。

 

結論:豚はすごすぎた

 

なんというか…豚のスペックが高すぎて驚きましたよ。

 

更に豚は愛情深い生き物らしく、飼い主の優しさもしっかりと感じてくれるし、恩返しもしてくれようとするとか。

可愛すぎる…。

でも、あの筋肉で突進してこられたらどうしようとか思うと、少し怖くなりますね。

 

今回のまとめは、

・昔「ぶたのすけ」と呼ばれる男がいた

・その男は最上義光の一番のお気に入りで身長は7尺ほどだった

・豚はなにもかもが凄い

 

最近では、豚は犬よりも賢いかも?ということが分かってきたそうです。

あれ、豚どうなってんの?

 

ミニブタなどもペットとして人気が出始めていますし、世間の人々の豚に対する印象が少しずつ変わってきたということですね。

豚飼いたいな~。

じゃあね!