なべざらし

昔は1日5時間しか無かった! だから、現代人も5時間おきに寝るべきだ!

さぼすけ

それは無茶だろ。ってかいつの話だ。

なべざらし

46億年前。 

さぼすけ

生物すら存在しねーだろうが。 

 

年をとるにつれて時間の流れが早くなるように感じます。

 

「あぁ、1日がもっと長かったら良いのに」

って思うこともしばしば。

 

逆に仕事の日なんかは「早く終われ!!!」って思う時もあるでしょう。

今日はそんな方々に「今が幸せに思える(!?)」ような、雑学をご紹介します。

昔は1日5時間だった

 

面白い話があります。

 

なんと、地球が出来立ての頃…46億年ほど昔は、1日が5時間しか無かったと言われています。流石に短すぎるだろ!

朝起きて出勤して「さ、そろそろお昼にしようかな」なんて言ってる間に1日が終わってしまうのです。いったいどんな人生になるんでしょうか。

 

理由は月の引力にあったのです。

 

1日の長さは自転の速度で決まる

 

1日の長さは、地球が自分で「クルクル」回っている速度によって決まります。

 

46億年前→めちゃくちゃクルクルまわる速度が速かった

46億年後→昔は凄かったが、今はクルクルまわる速度が遅くなってきた

ということになります。分かりにくい。

 

なぜ速度が遅くなったの?

 

地球も好きで遅くなったわけではありません。しっかりとした理由があります。

その理由とはずばり「月の引力に引っ張られたから」です。

 

引力とは、物を自分に引き寄せる力、みたいなものですね。

 

地球が一方的に月を引っ張っているイメージがありますが、実は月も地球を引っ張っています。

海の潮が満ちたりするのも、月が海水や地球の表面を引っ張っているからなんです。

 

現在月は地球から38万キロ先にあります…が!

46億年前は4万キロの先にありました。近すぎ!

 

昔は月の引力が凄かったため、地球をグイグイ引っ張っていました。

そのため、地球は「自分でクルクルまわる速度」にブレーキが掛かってしまい、現在の速度になったんです。

その結果、1日が昔に比べて長くなったというわけでした。

月は自転していないの? いっつも同じ面が見えるんだけど

 

月も自転しています。結構ゆっくりですが。

 

地球のまわりを一周する間に、自分もゆっくり回転します。

 

地球の周りを一周する期間は27日と言われており、自分で1回転するのに必要な期間も27日と言われています。

自転と公転にかかる日数が同じため、地球からは常に同じ面が見えているというわけです。

 

目を離したくないくらい好きな人、もしくはムカつく人の周りを一周してみてください。

その時に、常に中心の人物を見るようにしましょう。絶対に目を話してはいけません。中心の人の、自分の周りをクルクルまわる人物を正面で見るようにして追いかけます。

 

すると、知らないうちに自分も「一回転」していますよね。

 

月と地球はそんな関係だったんです。

「回ってるけど目は離したくない!」

喧嘩しているのか恋愛しているのかは分かりませんが、だいたいそんな感じです。

 

結論:休日は自転を遅く、平日は自転を速く

 

休みの日を長く、平日を短くするためには、

・休日は自転を遅くする

・平日は自転を早くする

必要があるんですね。

地球頑張ってくれ!!

 

社長「日中にもっと働かんか!」

社員「いやー、もう夜なんて…帰って寝ないと…」

というシュールな会話が繰り広げられるんですね。

 

今回のまとめは、

・昔は1日5時間しかなかった

・その理由は自転の速度が速かったから

・月の引力によって自転の速度が遅くなり1日が長くなった

といった感じでした。

 

仮に1日が5時間だったら、それに合わせて人は進化したんでしょうか?

4時間くらい活動したら眠くなったり。それはそれで不便ですな!

 

では、寝てきます! 自転が速くなった気がするんで!

じゃあね!